内容説明
懸想文の代筆で名の知られた元右筆のおきたが首を絞められ殺された。八尾半四郎は、その死に顔が微笑んでいるように穏やかだったことに不審を抱き探索するうち、佐倉藩の偽炭をめぐる陰謀に辿りつく。一方、諸国修行の旅から江戸に戻る途中で、雪乃は思わぬ事件に巻き込まれていた。書き下ろし長編時代小説、大好評第15弾。
著者等紹介
坂岡真[サカオカシン]
1961年新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、11年の会社勤めを経て文筆の世界へ。四季の変遷とともに人情の機微を繊細に描く時代小説には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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calaf
12
凧か...でも角凧って、最近ではほとんど見かけないなぁ...次は雪乃が江戸へ???2015/07/28
あかんべ
5
女の廻国修行って実際にはないだろうな。半四郎ってほんと、くそまじめだなっておもう。2016/03/05
ひかつば@呑ん読会堪能中
4
このシリーズは2冊未読で先ほど仕事関連の通夜帰りに古本屋で購入したが、読み始めたら既読だったので帰りの電車の中であっという間に読了。三左衛門が活躍しないパターンだったが、やっぱり雪乃はいいねぇ。2013/10/17
雅
1
こういう形もありかな2017/09/21
Masayoshi Arakawa
1
20150514108 事件を解決した後雪乃は言う「この町なら、住んでいい」はたして雪乃はもうえどには戻らぬのか?2015/05/13