内容説明
音羽町の玩具屋「童や」の娘おみよが、手込めにされた上に絞め殺され、江戸川に浮かんだ。北町同心の白縫半兵衛は、「童や」に内職の凧を納める浪人、山崎平四郎に目をつけるが、その山崎には労咳を患う妻がおり…。「世の中には知らん顔した方が良いことがある」と嘯く、北町奉行所臨時廻り同心・白縫半兵衛の粋な人情裁きを描く好評シリーズ第八弾。
著者等紹介
藤井邦夫[フジイクニオ]
1946年、北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」で脚本家デビュー。以後、刑事ドラマ、時代劇を中心に400本以上の作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。