内容説明
かつて華町源九郎と鏡新明智流の道場で同門だった向田武左衛門が、子連れではぐれ長屋に引っ越してきた。奉公先の旗本の世継ぎ問題に巻き込まれ牢人に身をやつしたという。そんなある日、大川端で御家人の死体が見つかった。向田の言った旗本の世継ぎ問題と関係があるらしい。大好評シリーズ第十二弾。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。1990年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。剣豪・人情時代小説で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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史
3
古き友の忠のため、長屋の民は腕を貸す。2021/12/30
tak
2
★★★☆☆2024/08/23
nyaboko
2
長屋の隠居頑張る。今回は源九郎によくにた友人向田が使える主家のお家騒動に源九郎が力を貸す話。題名といい、途中で「似てる似てる」という表現といい、源九郎に似ている登場人物がメインゲストなのだが、似ているからと言って話の主筋に全く絡まないただの与太話程度に終わったのが残念。なぜ似てねばならなかったのかがわからない。読解力足りてないかも。そっちばかり気になって、メインの話を斜め読みしてしまった。ちょっともったいなかったかな。2012/09/13
ひかつば@呑ん読会堪能中
1
今回は孫六と三太郎がやられた。毎回毎回5人のうち誰かを危ない目に遭わせるな。還暦近い爺さんが走らされるのも毎度のお約束。何はともあれ最後は巧く収めることになっているので安心して読めるな。2012/09/15
FK
0
シリーズ第12作。久しぶりなのだが、若干、今回は乗らなかった。飽きてきたのか、体調不良なのか。それは不明。 2008/05/31