内容説明
酒乱の亭主に嫌気がさし、二年ほど前に鎌倉の東慶寺に駆け込んだお照だったが、晴れて離縁が叶うというときになって、夫方が『女房取戻出入』を出訴してきた。南町奉行の内命を受けた町触れ同心・多門慎吾は、東慶寺の尼僧と所縁のある公事宿「鈴屋」の女主・お寿々と共に鎌倉に向かう。好評シリーズ第二弾。
著者等紹介
藍川慶次郎[アイカワケイジロウ]
新潟生まれ。鎌倉在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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