双葉文庫
「居眠り磐音江戸双紙」読本

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  • サイズ 文庫判/ページ数 398p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575663150
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0193

内容説明

平成の大ベストセラーといわれる書き下ろし長編時代小説「居眠り磐音江戸双紙」の初のガイドブック。豪華な「深川・本所」「江戸地図」の九面折り畳みカラー地図を始め、地図も読み物も充実。居眠り磐音の世界が2倍、3倍に楽しめます。若き日の由蔵と少女おこんの出会いを描いた書き下ろし中編小説「跡継ぎ」(シリーズ番外編)も収録。

目次

地図で楽しむ「居眠り磐音江戸双紙」の世界
「居眠り磐音江戸双紙」シリーズの書名と巻数(書名の由来)
絵と図で見る「居眠り磐音江戸双紙」の世界
特別書き下ろし中編時代小説 「居眠り磐音江戸双紙」番外編 跡継ぎ
「居眠り磐音江戸双紙」登場人物一覧
愛読者カードより
江戸コラム 「ようこそ『居眠り磐音江戸双紙』の世界へ」
著者インタビュー 佐伯泰英「居眠り磐音江戸双紙」創作の秘密
「居眠り磐音江戸双紙」名せりふ集
特別エッセイ 「わが時代小説論」
「居眠り磐音江戸双紙」年表
「居眠り磐音江戸双紙」ミニ事典と索引

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』以後、スペインをテーマにした作品を発表。99年、初の時代小説『密命』を皮切りに次々と作品を刊行、時代小説の旗手として高い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

131
「居眠り磐音江戸双紙」読本。おこん14歳、まだ筆頭支配人由蔵の出会、今津屋の奥女中になった経緯、読み終えて「居眠り磐音江戸双紙」又1巻から読み直したくなりました。2015/07/20

ガクガク

71
県民体育祭の2日間で読了。おこんが今津屋に奉公に上がるまでを描いた中編の『跡継ぎ』もよかったし、佐伯さんのインタビューやエッセイもとても興味深く読むことができた。佐伯さんがそれまでの小説に行き詰まり、切羽詰まって時代小説に転向して、それから第二の作家人生が始まったということに、人生の運命の廻り合わせを感じた。人の一生のターニングポイントは、いくつになってもやってくるんだなと思った。もう自分は年だからなんて、決して思っちゃいけない。磐音シリーズも決して手を抜かず細部まで丁寧に描かれていることを改めて感じた。2014/09/21

はる

35
おこんさんが今津屋で奉公する経緯は本当に面白かった。おこんさんが奉公を始めた時は皆先代がいて初々しく、ここからあんなに頼もしい人になって行くのかと思うと感慨深かったです。正に表題通りの跡継ぎでした。2020/08/16

はにこ

32
磐音シリーズを読破して大分経つが、家で本を漁っていたら発掘。いやー、懐かしい。若き頃のおこんちゃんが、大人になってからと全然変わっていなくて良いね。中編も面白かったし、著者へのインタビューや、エッセイもあり、年表もありと贅沢な時間を過ごせた。2022/01/10

TakaUP48

31
「居眠り磐音」23巻までのガイドブック。地図や金兵衛長屋・道場などのイラストが嬉しい。地図を見ていると、何となく物語を思い出し人々の往来のイメージが湧いてくる。書き下ろし「跡継ぎ」は、今津屋の今は老分・由蔵と幼き・おこんとの出会いから始まる。幼少のころから、おこんはしっかり者で度胸があったんだ。事件解決後の由蔵とおこんの指切りげんまんがなんとも微笑ましい。コラムが勉強になった!作者・佐伯泰英のインタビューやエッセイでは、作者の少年期の貸本・映画が多大なる影響を与えたことがわかる。登場人物一覧付き。  2019/10/12

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