内容説明
根岸の里に住む橘乱九郎。出自は播倉藩十万石の三男であったが、侍暮らしを嫌い、類まれな才を持つ絵師としての日々を送っていた。折りしも、盗賊一味が豪商を襲う事件が頻発する。ふとした縁で乱九郎は事件に関わることになるのだが…。真心流の遣い手、乱九郎が赦せぬ悪を討つ、書き下ろし痛快時代小説第三弾。
著者等紹介
早坂倫太郎[ハヤサカリンタロウ]
1935年、東京生まれ。青山学院大学中退、広告会社勤務後フリーライターを経て作家となる
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