出版社内容情報
組織人としての苦悩を抱えながらも、ひとたび事件が起これば、矜持を胸に執念深く犯人を追い詰めていく。そんな名刑事たちの物語を、たっぷりお楽しみあれ。歴史ある日本推理作家協会賞を受賞し、ミステリー界が誇る作家六名が生み出した名刑事たちの活躍を収録した珠玉作短編集シリーズ第七弾。
大沢在昌[オオサワ アリマサ]
著・文・その他
黒川博行[クロカワ ヒロユキ]
著・文・その他
佐野洋[サノ ヨウ]
著・文・その他
島田一男[シマダ カズオ]
著・文・その他
土屋隆夫[ツチヤ タカオ]
著・文・その他
角田喜久雄[ツノダ キクオ]
著・文・その他
内容説明
組織人としての苦悩を抱えながらも、ひとたび事件が起これば矜持を胸に執念の捜査で犯人を追い詰めていく。鮫島警部、黒マメコンビ、相良刑事、庄司部長刑事、朝霧警部、加賀美捜査一課長といった名刑事たちの活躍を、たっぷりお楽しみあれ―。歴史ある日本推理作家協会賞を受賞し、ミステリー界が誇る作家六名による、珠玉作短編集シリーズ第七弾。
著者等紹介
大沢在昌[オオサワアリマサ]
1956‐。1979年、「感傷の街角」で第1回小説推理新人賞を受賞。そこに登場した佐久間公のシリーズなど、ハードボイルドと冒険小説の新鋭として注目を集める。1991年、『新宿鮫』で日本推理作家協会賞と吉川英治文学新人賞を受賞。1994年に『無間人形 新宿鮫4』で直木賞を、2004年に『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞を、2014年に『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞する。2010年には日本ミステリー文学大賞も受賞
黒川博行[クロカワヒロユキ]
1949‐。1986年、『キャッツアイころがった』でサントリーミステリー大賞を受賞。大阪弁と大阪の風土を生かした、ハードボイルドや警察小説でユニークな作品世界を展開している。1996年、短編「カウント・プラン」で日本推理作家協会賞を受賞。武闘派ヤクザとちょっと頼りない建設コンサルタントのコンビによる疫病神シリーズが人気で、2014年、その1作の『破門』で直木賞を受賞
佐野洋[サノヨウ]
1928‐2013。1958年、「銅婚式」で懸賞小説に入選してデビュー。翌年に初長編『一本の鉛』を刊行、趣向もさまざまな長短編を精力的に発表する。とくに短編は1000作を遙かに超えている。1978年刊の『姻族関係終了届』以下、テーマ連作とでも言うべき短編集が増えた。1965年、『華麗なる醜聞』で日本推理作家協会賞を受賞。1997年、第1回の日本ミステリー文学大賞を受賞する
島田一男[シマダカズオ]
1907‐96。1947年、懸賞小説に入選した「殺人演出」を「宝石」に発表、戦後派新人として精力的な創作活動を。自身の体験を生かした社会部記者シリーズで、1951年、探偵作家クラブ賞を受賞。NHK『事件記者』の脚本も
土屋隆夫[ツチヤタカオ]
1917‐2011。1949年、「『罪深き死』の構図」で「宝石」の懸賞に入選、長野で中学教師のかたわらで創作活動を。論理的な謎解きと文学性の融合を目指す。1958年、最初の長編『天狗の面』を刊行。1963年、東京地検の千草検事シリーズ第1作『影の告発』で日本推理作家協会賞を受賞。2002年、日本ミステリー文学大賞を受賞
角田喜久雄[ツノダキクオ]
1906‐94。1922年、「新趣味」の懸賞小説に「毛皮の外套を着た男」で入選。海軍水路部に勤務しながらミステリーを発表、1930年代、『妖棋伝』や『風雲将棋谷』といった伝奇時代小説で人気作家に。やがて時代小説も精力的に発表するなか、1958年に「笛吹けば人が死ぬ」で日本探偵作家クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
5〇5
あここ
オオイ
ねぎまぐろ