内容説明
まだ鎖国をしていた文政十一年、長崎からオランダへ送ろうとしたシーボルトの荷物の中に、国外持出し禁止の日本地図が発見される。シーボルトは国外追放となり、蘭学者たちが処分を受けた。だが、この江戸時代のスパイ騒動の背後には…。海外に多数残されていた新発見の資料を綿密に検討し、歴史的事件の真相を解明する興奮の一冊。
著者等紹介
秦新二［ハタシンジ］
広島県生まれ。シーボルト財団の理事を務める。日本とオランダ関係の文化的事業、及び、海外での医師研究の財政支援などを行っている。日蘭学会会員、日本洋学史学会会員、日本推理作家協会会員でもある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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月をみるもの
10
The map WAS the territory for Edo Shougnate as opposed to Korzybski's dictum. https://bookmeter.com/reviews/893473702020/05/03
ともぞう
1
いやぁ〜〜おもしろかったわ。 今まで検証されなかった世界中に散らばった膨大な資料を 検証していく中で、「シーボルト事件」の裏に隠されたもの、 奥に潜むものをあぶり出していきます。 この本を読みたいと思って調べた時には絶版になっていて 残念に思っていたら双葉文庫から再版されて やっと読むことが出来た本です。 著者の秦氏にはありがとうとお伝えしたいです(^ ^)2013/03/16
ラブミーテンダー
0
昔の書評で読んでみたんだが・・それほど面白いとも思えず。やっぱりノンフィクションは苦手2020/02/14
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