出版社内容情報
無人島のコテージに滞在する男女の恋模様を放送する、恋愛リアリティーショー「クローズド・カップル」の撮影が始まった。俳優、小説家、グラビアアイドルなど話題性のある出演者たちが交流を深めていくが、撮影期間中に出演者である人気女優・松浦花火が死体となって見つかる。事件現場は密室で、本土と隔絶された島には出演者とスタッフをあわせて八人しかいない。彼女の死は、新たな惨劇を生み出して――。衝撃のラストが待ち受ける孤島ミステリ! 解説:吉田大助
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KDS
5
献本に応募してたけどハズレ。本日書店で見かけてよく見るとクローズドサークルものじゃないか!ってことで手に取る。タイトルや表紙絵などからラノベっぽい軽めの作品かと思いきや、読み終えてみればめっちゃハードで重い内容。自分的には恋愛リアリティショーてのが苦手で、観ていたこともあったがなんか鼻につく番組だと思ってた。何やら問題が起こって打ち切りになったような。本作は恋愛要素はさほどなく、孤島ミステリがうまく融合されてて良い。幕間の「三年×組」はなんなの?と思ってたら見事な回収に唸らされる。現代社会の闇を抉る傑作。2026/08/16
c3pomotohonzuki
3
恋愛リアリティーショーで起きた、虚構が現実を侵食し、現実が虚構を上書きする殺人劇。 演技か素か、気づいた手掛かりや違和感が虚実どちらに属するのか、二重三重の仕掛けがあり楽しかった。 「今考えても悪趣味に悪趣味を重ねた遊技よね」2026/08/06
T4J1
1
恋リア要素は序盤だけで、中盤から普通のクローズドサークル物になったなと思ってたら、終盤から恋リアが重要なファクターとなり、ラストは恋リアへの警鐘を発しているかのような苦い結末を迎える良作。2026/08/16




