出版社内容情報
私たちが日常で交わす何気ない言葉、「大丈夫」「ごめん」「もういいよ」「なんで?」「ありがとうね」などのひとことをテーマに綴った短編を収録。孤独や寂しさを抱える現代人の心を掬い取りながら、ラストにはほのかな希望をそっと提示してくれる物語。歌人としても活躍する著者の、言葉のセンスがきらめく12編。装画を手がけた人気イラストレーター、三好愛氏の挿絵が彩りを添える。解説・林あまり
【目次】
内容説明
抱えている秘密を夫に言い出せない主婦、わかりあえないままだった老母の葬儀に向かう中年の娘、高校生の娘に弁当を作り続けるシングルファーザー…。様々な関係性のなかで交わされる「大丈夫」「ごめん」「もういいよ」などの何気ない言葉。そうしたひとことが、孤独を抱えるひとりの胸を照らす。歌人としても活躍する著者の、言葉のセンスがきらめく小説12編を収録。人気イラストレーター・三好愛の挿絵が、物語にそっと寄り添う。
著者等紹介
東直子[ヒガシナオコ]
1963年広島県生まれ。歌人・作家。96年「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞受賞。16年、小説『いとの森の家』で第31回坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Kei.ma
14
いきなり胸が締め付けられる言葉が。母、妻は永遠の下働きだと。主人公永子さんでなくても下唇を噛み締めたくなるでしょう。日頃からやんごとなきお方なんて口にしたって、ボクが代わろうとしても台所は無様に荒れるだけ。だが放棄してはいけない。包丁で捌いて味付けを覚えて、と。ほか11編、少し寂しいけど暮らしに役立つひとっこさん。ほら「とりつくしま」のように。2026/09/07
eyemu
5
サラッと。 勉強の合間に。2026/08/11
読書家さん#初代gKP5Xz
1
人々の孤独や不安や分かり合えない寂しさなどを書いた短編集。寄り添い系かと思いきやそうでない話が多く、結局人の心の奥底は他人には到底わかるはずないのだろうなという感想だった。怖い話ではないけれど、何だか不気味な話が多かった。2026/08/31




