出版社内容情報
昭和三十四年(1959年)、甚夜の姿は「鳩の街」と呼ばれる花街にあった。戦後、赤線地帯として栄えた東京の下町で彼が探すのは、マガツメの娘と思われる花の名をした娼婦。だが、気づけば甚夜は、「鳩の街」自体の怪異に取り込まれていた――時代に取り残された“花街の姿”をしっとり描く昭和編。
大人気和風ファンタジー巨編、第十一巻が文庫化!
【目次】
内容説明
昭和三十四年(1959年)、甚夜の姿は「鳩の街」と呼ばれる花街にあった。戦後、赤線地帯として栄えた東京の下町で彼が探すのは、マガツメの娘と思われる花の名をした娼婦。だが、気づけば甚夜は、「鳩の街」自体の怪異に取り込まれていた―時代に取り残された”花街の姿”をしっとり描く昭和編。大人気和風ファンタジー巨編、第十一巻!中国の文学賞で「最も人気のある外国作家」賞を受賞!!(第36回銀河賞 最受歓迎外国作家賞を受賞!)
著者等紹介
中西モトオ[ナカニシモトオ]
WEBで発表していた小説シリーズ『鬼人幻燈抄』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くーすけ
8
幻の花街「鳩の街」に迷い込んだ甚夜。時は昭和34年。そこで出会ったのは、未練に囚われた人々。マガツメの娘との対峙もあり、娘たちの存在理由と名前の意味が明かされ、切ない思いも。ここでなんと甚夜は、鬼哭の妖刀ー夜刀守兼臣に封印されてしまう。どうなるのかとハラハラしていたら、23年後に封印が解かれ、無事暦座に戻ることができた。この一件が、平成の甚太神社につながる。暦座の人々との暖かいつながりにほっとする。この先マガツメとの対決は避けて通れない。心を決めた甚夜。続きが待ち遠しい。2026/04/29
陽ちゃん
7
シリーズ11作目。舞台は昭和三十四年の幻の花街「鳩の街」。街の怪異に巻き込まれた甚夜が、鳩の街に囚われている人たちと交流しつつ、自らの進む方向を見定める⋯比較的長い昭和時代が1巻で終わったのには驚きましたが、まぁ、妖刀に閉じ込められていた年数が年数なので仕方がないのかな。で、次の平成編は9月発売予定とのことで楽しみに待ちます。2026/04/05




