出版社内容情報
依頼人の死後に届けものをするサービス「天国宅配便」の配達人・七星が贈る感動のシリーズ第三弾!姉を許せないまま生き別れた女性に届いた小包み。高校生が通う大好きな食堂の営業最終日。子供の頃ファンレターを送った漫画家からの思いがけない返事。老人が美術展で知り合った少年と交わした〝賭け〟。心温まる四編+エピローグを収録。
【目次】
内容説明
依頼人が亡くなった後、指定された遺品をしかるべき人のもとへお届けするサービス「天国宅配便」。配達人の七星は今日も誰かの「想い」を届けにバイクを走らせる。姉と仲違いしたまま生き別れとなった女性に届く小包み。女子高生が通う食堂の最終営業日の案内。子供の頃にファンレターを送った漫画家からの思いがけない返事。一枚の絵をめぐって老人と青年が交わした、ある”賭け”の行方。明日を生きる勇気が湧いてくる、「天国からの宅配便」シリーズ第三弾!
著者等紹介
柊サナカ[ヒイラギサナカ]
1974年、香川県生まれ。日本語教師として7年間の海外勤務を経て、2013年「このミステリーがすごい!」大賞の隠し玉『婚活島戦記』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しんごろ
142
第一話と第二話を読み終えた時は、話が強引すぎる展開に思えて、今作はイマイチかなと思ったけど、第三話はメチャメチャな話だけど、七星のバイクでの暴れっぷり、茶目っ気なところが妙に面白く、第四話は話の展開はベタではあるけど、それでもウルッとしてしまう秀逸な話。エピローグは、皆が皆、いい客ばかりではないよねと、天国宅配便の仕事の大変さがわかる。だからこそ、七星は届けた荷物の客に一生懸命に寄り添えるだろうと思う。そして思う。一話だけでもいいから、天国宅配便の社長のメイン話を読んでみたい。2026/03/19
みんとあめ
35
依頼人が亡くなった後、指定された遺品をしかるべき人のもとへお届けするサービス「天国宅急便」第3段。読むたびに今を精一杯生きること、生きている今を大切にしようと思う。どれも好きだが、1話と4話が特に心に残る。親子・きょうだいってややこしいなあと感じることが、年を重ねて増えた気がするからかな。スッキリではなくても、向き合うことで前に進める。4話のおばあちゃんの愛の深さには脱帽した。そしてエピローグが最高で、自分の人生の最後、何を思うのかなとふと考えてしまった。次も楽しみに待つ。2026/03/31
よっち
26
依頼人の死後に大切な届けものをして、託された想いを繋いでいく「天国宅配便」の配達人・七星が贈る第3弾。「卒業」のような逃亡劇で家族を苦しめた姉を許せないまま、生き別れた女性に届いた小包みと思わぬ出会い。高校生が大好きな食堂に抱いている後悔と営業最終日での出来事。子供の頃にファンレターを送っていた漫画家からの思いがけない返事。そして老人が美術展で知り合った少年と交わした賭けと真相。意外な事実が明らかになり、大切な想いに気づく中、わだかまりを抱える人たちの背中を押してくれる七星の優しさが心に染みる物語でした。2026/02/10
TOMTOM
4
シリーズ第3弾。依頼人がなくなったときに始めて送られる宅配便。受け取った者は、依頼人に対してどこか気後れしている部分があり、各短編ごとに受け取り手の行動はさまざま。ファンタジーなんだろうけれども、どこか苦みのある各話だけに、身近にあるような話にも感じる。うん、ほろ苦い。2026/02/16
もっちゃん
1
相手を想う気持ちは尊い!2026/02/09




