出版社内容情報
ある雨の日、男性教師が何者かに刺殺された。捜査本部が設置されるが、目撃者もなく捜査は難航する。事件から1年が過ぎた頃、捜査に新たに星野警部が加わる。難解だった『贖い』事件を解決に導いた星野の手腕は警察内でも知られていたが、その一風変わった捜査方法に疑問をもつ捜査員も多くいた。星野はその『贖い』事件で知り合った坪川と組んで捜査を開始。そして、第二の殺人事件が発生した。
【目次】
内容説明
雨の中、帰宅途中の小学校教師が刺殺された。警察は強盗殺人の線で捜査を進めるが、手がかりがなく難航する。そんな中、捜査一課の星野警部は独自の視点で事件を調べ始めた―。迫る警察、躱す犯人。『誘拐』『贖い』に続く警察捜査小説〈星野警部シリーズ〉、待望の文庫化。
著者等紹介
五十嵐貴久[イガラシタカヒサ]
1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。2001年『TVJ』で第18回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
NAOAMI
10
怨恨の線が、マジメな仕事っぷりや人柄良好などで潰されると至って隠された悍ましい事実を思い浮かべてしまう。そんなミステリ好きなら薄っすら見えてくる線が存在する。意図せず行われたであろう殺意の入れ替わりもおそらく…と。そんな本線読みを翻弄するように、キャンパスライフや高校生活が挟まれ、青春っぽい真綿に隠された様々な想いが交錯する。二人を結ぶ鍵が互いの絵にあることを頭ではなるほどと思えても納得はしづらいかな。片方の犯罪を見咎めないという判断は些か疑問。溜めに溜めた結末が何か曖昧さを残す決着で消化不良は否めない。2026/03/15
☆Ruy
9
星野警部シリーズ3作目だけど前作2つは未読で初め淀屋警部補が主役かと思っていた。全体的に悲しく切ない。事件の発端は胸糞犯罪。被害者に同情不要。星野警部の今後に期待。全員逮捕して生まれて来なければよかったと思わせる制裁を。 前2作も読んでみたい。星野警部が鬼畜な犯罪者には、情け容赦ない非情な人らしいと言うのが彼の語った言葉でわかったので、前作でもそれが出ていたらもっと星野警部の人となりがわかりそう。2026/04/04
ohion
5
小学校教諭が自宅近くで強盗殺人にあった。事件が解決されないまま、別の殺人事件がおきる。地道な捜査の積み重ねが描かれ、所々、伏線っぽいとこもあるが、ラストの畳み込みには納得とモヤモヤ。許せない犯罪の追い込みをかけて欲しいところ。2026/04/07
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