出版社内容情報
警視庁組織犯罪対策部暴力団対策課の桜庭誓は父も夫もマル暴刑事。遺伝子レベルでヤクザを理解する特殊な刑事だった。結婚後は退職して専業主婦をしていたが、夫の賢治がヤクザに銃撃されてしまい、犯人逮捕のために現場復帰する。そんな中、日本最大の暴力団吉竹組の元組員宅で爆破事件が発生。ベトナムマフィアの仕業かと思いきや、事件は本家と関東に分裂した吉竹組の抗争が絡んでいた。誓は自分に思いを寄せる片腕の武闘派組長・向島春刀とともに、血塗れの抗争を防ぐ。
【目次】
内容説明
警視庁組織犯罪対策部暴力団対策課の桜庭誓は父も夫もマル暴刑事。ヤクザをもっとも理解する特殊な刑事だった。結婚後は退職して専業主婦をしていたが、夫の賢治がヤクザに銃撃され、犯人を逮捕するために現場復帰する。そんななか、大阪を拠点とする日本最大の暴力団吉竹組の元組員宅で爆破事件が発生。ヤクザに搾取されたベトナム人マフィアの犯行と見られたが、事件は本家と関東に分裂した吉竹組の抗争が絡んでいた。誓は自分に思いを寄せる片腕の武闘派組長・向島春刀とともに、血塗れの抗争を防ぐ。
著者等紹介
吉川英梨[ヨシカワエリ]
1977年、埼玉県生まれ。2008年、「私の結婚に関する予言38」で第3回「日本ラブストーリー大賞」エンタテインメント特別賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドットジェピー
5
かなり壮絶なストーリーでした2025/09/14
ワンモアニードユー
2
バリバリのピカレスクなのですが、どこか昼メロ風なトーンと展開。しかも後半は「そりゃそうだろう 」と思っていた通りの展開。と、もう読む気を削がれそうなのですが、後半の壮絶な展開に、気づけばズッポリとはまり込んでいました。タイミングいいことにシリーズ次作がすぐに出る。ハードカバーだけど買ってしまうのだろうなあ。2025/08/27
Hideki
1
まぁ、血生臭いシーンの多いこと。全般的には、面白かったと思います。続編ありの雰囲気がある終わり方で、どうやら続編「菊の慟哭」が2025/9/18発売らしい。広がりのある構成なので、続編やらスピンオフやら、出来そうが感じがする。2025/09/13
こいきんぐ
1
思っていたよりも壮絶だった。途中までは予想通りだったけど最後は予想できてなかった。2025/08/22
cocomatsumoon
1
えぐい。描写も、設定も、終わり方も。相容れないものが実は相似しているというか、人があるべき場所は実は紙一重で決まっているのか、感想がとっちらかってしまうけど、面白く読んだ。2025/08/11