出版社内容情報
凌国・華国の後継者問題の解決を見届けた相国一行は、禅譲に向けて龍貢の居る中央地域へ入る。内乱中と噂の中央地域は『龍義軍の残党』『龍義の死を機に立ち上がった反乱軍』『大陸中央全体を落ち着かせたい龍貢軍』の三勢力がぶつかり合う混戦状態だった。龍貢に助力を求められた翔央は、内乱が続くことによる相国への悪影響を懸念し協力することに。しかし、相手勢力に蓮珠を強く恨む人物がおり、平和的解決は困難を極め――?
内容説明
龍貢に会うため内乱中の大陸中央へ入った蓮珠たち。中央地域の状況は思った以上に悪く、勢力を維持しようとする龍義軍残党と、それに反発する元龍義軍支配地の民からなる反乱軍、大陸中央を落ち着かせたい龍貢軍との三勢力の混戦状態にあった。龍貢から助力を求められた翔央は相国への影響も考え“できる範囲”での協力を約束する。しかし龍義軍残党には蓮珠を酷く恨む人物がおり、蓮珠は否応なしに前線に巻き込まれてしまう…。敵を欺き、誰一人欠けることのない勝利を―大人気中華ファンタジー、偽りに祈りをかける、第十三巻!
著者等紹介
天城智尋[アマギチヒロ]
東京都生まれ。『後宮の花は偽りをまとう』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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