出版社内容情報
児童養護施設で暮らす高校生のななみ。「馬鹿にされちゃいけない」という祖母の言葉を胸に、医学部進学を目指し受験勉強に励む日々。ダンス部最後の発表会、初めての彼氏、進学費用のための懸命なアルバイトなど、高校生活を色濃く過ごすなか、ななみが自分の意志で選んだ道とは――。新たな世界へと踏み出す少女の心許なさを掬いとりながら、その前途を温かく照らす感動長編。
内容説明
児童養護施設で暮らす高校生のななみ。「馬鹿にされちゃアいけない」という祖母の言葉を胸に、医学部進学を目指し受験勉強に励む日々を送る。ダンス部最後の発表会、初めての彼氏、進学費用のための懸命なアルバイトなど、高校生活を色濃く過ごすなか、ななみが自分の意志で選びとった道とは―。新たな世界へと踏み出す少女の心許なさを掬いとりながら、その前途を温かく照らす感動長編。
著者等紹介
朝比奈あすか[アサヒナアスカ]
1976年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。2000年、ノンフィクション『光さす故郷へ』を刊行。06年、第49回群像新人文学賞受賞作『憂鬱なハスビーン』で小説家としてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エドワード
19
ななみには家族がいない。児童福祉施設<寮>で暮らす高校一年生だ。ダンス部に3人の親友がいる。だが、彼女は寮で暮らしていることを、親友のひとり・みえきょんにしか話せていない。色々なことを考える。寮で働く人々、小学生たち、将来のこと。最も不安なのは、18歳までしか寮にいられないことだ。この世界で生きていけるのだろうか?それでも、小学生たちの面倒を見て、くじけず、やけにもならず、大学を目指すななみの前向きな姿がいじらしい。親友たちにもそれぞれのストーリーがある。涙が出るほどがんばり屋のななみの幸せを祈る。2025/07/11
なんてひだ
6
読んで良かった 、しっかりと調べていて問題が起こってどういう風に考えて対応するのか知る事が出来たし 自分の中に残りました。4人の子供達が学園祭に来て冷たい態度をとったのが切ない、それを後日言葉にしてる、税金泥棒発言もちゃんと答えを川上さんに貰えてクソ人間だと、自分は解決せずにナアナアで終わらせてモヤモヤを引きずる生き方していたので尊敬してしまう、あとおばあちゃんの馬鹿にされない負けちゃいけない言葉の重さがわかって 努力忍耐根性で生きてきた世代の自分の恐ろしさね、やっぱ大人次第で子供はどうにでもなれるって思2025/08/02
ヨシキ
2
家族がおらず児童養護施設で暮らす高校生の主人公。友達にもそれは言えず、家で暮らす友達と施設で暮らす自分の違いや、同じ施設の子どもたちとの関わりなどからの葛藤が丁寧に描かれていました。子どもの人生は大人次第。周りにどんな大人がいたかで決まってしまう。だからいい大人が増えれば、困らない子どもも増える。これ本当にその通りだなと思う。2025/08/25
サファイア
1
児童養護施設には高校生までしか暮らせない 受験、友人関係、卒業後の不安に押しつぶられそうに でもそんな中でも、施設の大人や友達に恵まれて乗り越えたななみ きっと素敵な大人になると思う。 そしてきっと瀬奈、ズミ、みえきょん、ななみの4人は笑顔で「久しぶり〜」って再会するだろうなぁ2025/08/12
そら
1
2日で一気に読んだ。私もいい大人になりたいぞ。2025/08/10
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- 防除指導手帳 (第7版)