双葉文庫<br> 私はチクワに殺されます

個数:
電子版価格
¥693
  • 電子版あり

双葉文庫
私はチクワに殺されます

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 200p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575527780
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

チクワの穴を通して人の姿を見ると、その人物の死に様が見える――。巷に溢れるチクワの秘めたる怖ろしい力に気付いたトラック運転手の男は、気づいてしまった事実の重さに苛まれ、やがて身を滅ぼしていく。荒唐無稽な設定から始まる奇妙な物語は、複数の視点から語られることで全く異なる側面を見せる。ラストには予想不可能な結末が待ち受ける、前代未聞・驚天動地のチクワ・サスペンスここに開幕!

内容説明

チクワの穴を通して人の姿を見ると、その人物の死に様が見える―。巷に溢れるチクワの秘めたる怖ろしい力に気付いたトラック運転手の男は、己だけが知る事実の重さに苛まれ、やがて身を滅ぼしていく。荒唐無稽な設定から始まる奇妙な物語は、複数の視点から語られることで全く異なる側面を見せる。予想不可能な結末が待ち受ける、前代未聞・驚天動地のチクワ・サスペンスここに開幕!

著者等紹介

五条紀夫[ゴジョウノリオ]
小説家。2022年に「全員もう死んでる」ミステリという奇抜な設定が話題を呼んだ『クローズドサスペンスヘブン』が新潮ミステリー大賞最終候補に選出され、23年同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

青乃108号

211
3章立ての構成になっているチクワ・サスペンス。第1章はそこそこ面白いのに、2章、3章と段々どうでも良くなってくる。最後のオチに至っては無理矢理感が半端なく、1章だけで終わってくれたらよっぽど良かったのに。チクワの穴から人を覗くと対象者の惨殺された姿が見え、対象者は実際そのような最期を遂げるという。1章の語り手の言う様にヤクザがチクワで殺し合ったり、人工衛星のカメラにチクワを取り付けて大量殺戮。みたいな方面に話を持って行って欲しかった。だのに実際は章を追う毎になんか急速につまらない話になってしまって残念。2024/12/17

まさきち

152
「ルビンの壺が割れた」のような空気感で進むものの、どこかコミカルさを拭えない。これも「チクワの呪い」のなせる技か。チー、クー、ワ!2024/10/11

いつでも母さん

148
頭を空っぽにして読んだ。沢山の???が浮かんでもそこは知らんぷりしてとにかく先を・・読み友さんのレビューで気になっていたのだが、可笑しさと発想の面白さに降参の読後感。誰がチクワに殺されるなんて思うでしょうかーだが読後はそそられても覗いてはいけないと自戒するのだった。スーパーでチクワを手にする度にこの作品を思うよね、きっと。2024/11/08

ちょろこ

129
意外、な一冊。一瞬、誰もが目がテンになるこのタイトルがすごい。そしてチクワをきちんとサスペンスに組み込ませたところがまたすごい。人って、穴があるとなぜか覗かずにはいられない生き物。そんな心理がチクワに作用したがために…というかなりぶっ飛んだ世にも恐ろしい展開。チクワからこの世を救うために自分に何ができるのか、立ち上がった一人の男性の姿は別の角度から照らされてみれば滑稽の一言では片付けられない思いにつまされていく意外なテイストだった。たかがチクワ、されどチクワ。それは命のかかったチクワ。侮れないチクワの穴。2024/10/16

タイ子

116
なんてシュールなタイトル。チクワってあの竹輪です。冒頭から始まる殺人現場の状況。殺された夫婦の周りに数万本のチクワが所狭しと散乱している。そして、男の書いた「私はチクワに殺されます」の手記が。チクワの穴を覗いた瞬間、向こうに見える人の最後の姿。いやもう、ここから私は何を読まされてるんだと思いながらの読書。だけど止められない、妙に面白くて。そして、物語りが違う視点で語られていく展開はトンデモ本がナットクの話に。二転三転するチクワ、いや人間の運命。チクワに興味のある人は覗いて見ませんか?穴の向こうを。2024/09/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22022174
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品