出版社内容情報
12年前、富豪一家3人を惨殺し20億円もの資産とともに国外逃亡した男が横浜市内で目撃された。さっそく警視庁捜査一課で継続捜査を担当する鷺沼が捜査に乗り出すが・・・・・・。2022年11月に急逝した著者の代表的シリーズ「越境捜査」、その最新刊にして最終刊
内容説明
神奈川県警の宮野が横浜で偶然見かけたのは12年前の富豪一家殺人事件で指名手配されるも、20億円の資産とともに海外逃亡したとされる男だった。捜査をはじめた警視庁の鷺沼たちだったが、その矢先、指名手配の男が突如、飛び降り自殺を図る。一命を取り留めた男の容態を気にしながら調べを進めていくと、男の背後に半グレ、闇金女王、中国人殺し屋など裏社会の人間が関わっていることがわかってくる。富豪一家殺人事件の真相とは!?そして本物の巨悪の正体とは!?2021年に惜しまれながらも世を去った著者による大人気警察小説シリーズ、ついに完結!
著者等紹介
笹本稜平[ササモトリョウヘイ]
1951年千葉県生まれ。立教大学社会学部卒業。出版社勤務後、フリーライターとして活躍。2001年『時の渚』で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞を同時受賞。04年『太平洋の薔薇』で第6回大藪春彦賞を受賞。冒険・謀略小説や警察小説、山岳小説など幅広い分野で数多くの作品を発表している。21年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドットジェピー
6
面白かったです2024/10/13
かえで
4
なんか、あれだ。 これで最後ってのがさみしいね。 続きが読みたかったな。 笹本さんのご冥福をお祈りいたします。2024/11/23
ohion
3
作者急逝のため、シリーズ最終作となった本作。キャラもよく分かってるので、読みやすく、楽しんで読了。 宮野と鷺沼のやりとりがもう読めないのも残念だけど、長く続いたシリーズ終幕作となった本作の結末もタスクフォースが犯罪者集団になり下がらなくてよかったかと。2024/10/23
こいきんぐ
2
シリーズラスト。登場人物がクソすぎて綺麗事なのか何なのかよくわからない。それがいいとこでもあるしオチは読めたけど綺麗な終わり方だと思う。2024/08/27
とーさん
0
85点2025/04/01
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