双葉文庫<br> 週末は、おくのほそ道。

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双葉文庫
週末は、おくのほそ道。

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575527087
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

高校教員の美穂は30歳。仕事に追われ疲労困憊の日々、恋人との関係もうまくいっていない。そんなある日、高校時代に「俳句甲子園」に出場し奮闘した友人・空と再会した美穂は、昔から憧れていた松尾芭蕉の「おくのほそ道」を旅しようと提案する。週末ごとに、白河、松島、平泉…と芭蕉達が辿った風光明媚な地を女ふたりで旅しながら、日常を離れ心を休めていく美穂。そして旅に同行してくれた空には、この旅の中で「会いたい人」がいるようで――。古典から現代への歴史を辿りながら、生きる立場の違う人間の再生を描いた物語。

内容説明

高校教員の美穂は30歳。仕事に追われ疲労困憊の日々、恋人ともうまくいっていない。そんなある日、高校時代ともに「俳句甲子園」に出場した友人・空と、SNSで再会する。美穂は俳句に親しんだ日々を懐かしみ、いつか行ってみたいと思っていた「おくのほそ道」をめぐる旅に空を誘う。週末ごとに松尾芭蕉たちが辿った地をふたりで旅しながら、日常を離れ心を休める美穂。同行してくれた空は、この旅路で「会いたい人」がいるようで―。古人の足跡を辿りながら「今」を生き直す女性たちの感動の物語。

著者等紹介

大橋崇行[オオハシタカユキ]
1978年、新潟県生まれ。2012年に『妹がスーパー戦隊に就職しました』(スマッシュ文庫)でデビュー。大学勤務の傍ら、『小説 牡丹灯籠』(二見書房)など評論、小説を多数執筆。20年『遙かに届くきみの聲』で第1回双葉文庫ルーキー大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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しんごろ

158
SNSで再会した高校の同級生で、俳句甲子園出場仲間の美穂と空の二人が、奥の細道の名所を巡る旅に出る話。人にはいろいろ事情があるもので、美穂も空も悩みや重い事情を抱えてる。その悩みの種である美穂の彼氏の類は、同性から見てもダメ男だろうと思うほど腹立たしい。それはさておき、親友ができるということは年齢は問わないのだと、この二人の旅を通して思った。歳を重ねても、親友としての友情を育むこともできるのだと。そして、ありきたりであるが、遠い地に旅したり、美味しい物を食べたいと思う物語だった。2024/01/11

Y.yamabuki

22
気楽な女二人旅かと思ったら思いの外シリアスな話。疎遠だった高校時代の仲間同士SNSで繋がり、お互いその後の状況を知らないまま週末に奥の細道を辿る旅を始める。読者は旅の話の前後の章で、美穂の高校教師としての悩みや同居人の彼氏との問題を知る。しかし空については、美穂と同様に何もわからない。何かを抱えているがそれが何なのか?学校を離れた後何が有ったのか?と先が気になる展開。話を聞いて貰うことで心が軽くなり、前向きになった二人。○○を辿る旅、一気じゃなくて良いんだ新幹線も飛行機も有り。これならできるかも。2024/04/22

陽ちゃん

10
公立高校の国語教師の美穂は、仕事や同棲している類との関係に悩む30歳。ひょんなことから高校時代の友人空とSNSで再会し、二人で週末に「おくのほそ道」を巡る旅に出ることに。旅を続けるなかで美穂も空も自分自身を見直し、新たな一歩を踏み出そうと決心していく…。各地で美穂たちが立ち寄るお店が実在するようで、行って食べて見たくなりました。2024/01/07

coldsurgeon

9
高校教員の主人公が、職場の仕事の追われ、人間関係がうまくいかない中で、高校時代の友人にSNSを通じて再開する。その後、「奥の細道」をなぞるようにして、一緒に週末旅をともにして物語が進む。奥の細道の古人の足跡を辿り、現在を生きなおそうとする女性たちに、読む者も救われるような気がする。年を重ねるということは、簡単に捨てることが出来ないものが、少しづつ増えていくことだ。2024/06/11

ふみえ

9
松尾芭蕉の句の解説やエピソードが入門としてありがたい。登場人物たちのあれこれは付属的だけど、こんな旅してみたい。でもお金が続かない。2024/01/18

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