双葉文庫<br> 俺達の日常にはバッセンが足りない

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双葉文庫
俺達の日常にはバッセンが足りない

  • 三羽 省吾【著】
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  • 双葉社(2023/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575526714
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「俺達の日常にはバッセンが足りない」ある日、シンジの幼馴染のエージが突然言った。バッセン――バッティングセンターなんかつくってどうするんだと聞くシンジに、エージは「ないから作ろうかなって」と言うだけ。金策のため旧友のミナに連絡をとるシンジ。そのころ、信用金庫に勤めるミナは、ある問題を抱えていて……。皆で盛り上がったり憂さを晴らしたり、〝なくてもいいけどあった方が良い〟バッセンの建設を巡る、悩み、もがき、あがいて生きている人間たちの群像。

内容説明

家族で土建業を営むシンジのもとに、中学の同級生・エージが転がり込んできた。周囲に迷惑ばかりかけてきたエージはある日、バッセン(バッティングセンター)を作ろうと言い出す。まともな事業計画もないまま、信用金庫に勤める旧友のミナに高額の融資を申し込むが、馬鹿じゃないのと一蹴される。だがその後、ミナが融資を通したという…。次々と登場する個性溢れる人間たちはなぜ「バッセン」に吸い寄せられるのか。お金を稼ぐよりも名誉を得るよりも大切な「バッセン」とは―。今、私たちに必要なモノやコトが見えてくる長編小説。

著者等紹介

三羽省吾[ミツバショウゴ]
1968年岡山県生まれ。2002年『太陽がイッパイいっぱい』で小説新潮長編新人賞を受賞しデビュー。06年『厭世フレーバー』、12年『Junk 毒にもなれない裏通りの小悪党』でそれぞれ吉川英治文学新人賞候補(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

44
久々作者の作品、楽しめた!けど結局文庫まで引っ張ってしまった。なんかいいな、こういう関係も。エージの境遇は笑えないのに、それでも笑っているエージが巻き起こす渦にみんなが巻き込まれていくようで、やはりいつもの三羽作品の空気感で軽やかに生きていく。アツヤが両親に抱いた違和感を待ち続けてくれてよかった。犬塚三世代のそれぞれの支え方がいいな。そして自分の地元にも北バチというバッティングセンターがあって、やっぱり酸いも甘いも詰まっていたなぁ。うん、やっぱりこの作者のこういう作品好き。レビュー少ないけど。。。2024/05/09

ペペロニ

4
喧嘩で逮捕・釈放された後帰る場所もなく、土建屋の寮に転がり込んできたエージと土建屋の息子シンジがバッセン(バッティングセンター)を作ろうとする話。なぜバッセンかというところに、主人公たちの子供の頃の過去が関わっていて動機はわかりやすく素直に応援したい気持ちで読み進めた。登場人物たちが皆好きになれた。自分にとっての「バッセン」はどこだったか。久しぶりにバッセンへ行きたくなる小説。2023/12/26

やまじろー

3
すごく面白くて、あっという間に読んでしまった。相変わらず三羽さんの描く人物はバカで愛おしい。今回は家族や家庭、無駄で無意味だけど大切な空間がテーマだが、バッセンとは、なるほどという感じ。個人的にはボウリング場のほうが、子供の頃の思い出にはしっくりくる感じかな。とても良い作品だった。2024/03/01

ぴすかす

2
どら焼きが食べたくなった。2025/10/24

よっしー

2
★3.5 2024/02/28

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