双葉文庫<br> 緋色の残響

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双葉文庫
緋色の残響

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  • サイズ 文庫判/ページ数 232p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575526684
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

日本推理作家協会賞受賞作「傍聞き」の主人公、シングルマザー刑事の啓子と一人娘の菜月。読者の圧倒的な支持を得て、短編集『傍聞き』は45万部超のベストセラーに。その母娘コンビが全編の主役を飾る、初の連作短編集。『推理小説年鑑 ザ・ベストミステリーズ2019』に選出された傑作「緋色の残響」を含む5編を収録。母さながらの洞察力を発揮し、難解な事件に挑む娘の活躍にも注目!

内容説明

強行犯係の刑事にして一人娘の母親でもある羽角啓子。中学生の娘、菜月の将来の夢は新聞記者になることだ。そんな菜月がかつて通っていたピアノ教室で、女子生徒が急死した。死因は食物アレルギー。不慮の事故かと思われたが、菜月のある行動によって真実が明らかに(表題作/『推理小説年鑑ザ・ベストミステリーズ2019』選出)。45万部超ヒット作『傍聞き』で圧倒的な存在感を放った母娘コンビが、身の回りで起きた事件の真相に迫るシリーズ第一弾!

著者等紹介

長岡弘樹[ナガオカヒロキ]
1969年山形県生まれ。筑波大学第一学群社会学類卒業。2003年「真夏の車輪」で第25回小説推理新人賞を受賞。05年、単行本『陽だまりの偽り』でデビュー。08年「傍聞き」で第61回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。同作を表題とした短編集は45万部を超えるベストセラーとなる。13年『教場』が「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がらくたどん

59
菜月ちゃんアルバム②「赤い封印」の方が出版は先なのだがそちらは中三の菜月ちゃんなので「アルバム」としてはこちらから。本書は中一から中三までの菜月ちゃんと啓子さんの物語。中学生になり「新聞部」に入り取材力(刑事の母には守秘義務があるのでなかなか難しい)も推理力もグングン成長中の娘の行動力を母は心配すると同時に感心したり軽いライバル意識を持ったり。表題作や「無色のサファイア」辺りは娘の名探偵ぶりが際立って愉快。「黒い遺品」は早逝した父との思い出が印象的。本当のことを知りたい。少女の真直ぐな視線が眩しい短編集♪2023/09/24

ううちゃん

44
刑事の啓子と娘の菜月シリーズの短編5つ。派手な展開はないが、静かにそれでいて確実に犯人を突き止める。アロエにそんな作用があったとは知らなかった。確実ではないのだろうけど。それにしても菜月は周りがこれほど時間に巻き込まれても、平然としすぎでは…。次作、菜月は高校生かな。楽しみに読もう。2024/04/10

のんちゃん

44
刑事の啓子と中学生の娘、菜月の母娘が身の回りの事件を解決する短編集。短編推理物として名を馳せる『傍聞き』もずいぶん昔に読んだし、沢村一樹さん主演でドラマ化された作品も読んだ記憶がある。が、読メ登録後はご無沙汰だった。「ストレートの推理小説」と私は長岡作品を称したい。主人公も常識人だし、犯行を暴く過程も無理のないものであり、そこに少しの哀愁や人情もある。ご無沙汰していたのが申し訳ないくらい惹き込まれて、遅読の私が一日読みで読了だった。『教場』が目立っていて、なんとなく離れていたが、また、長岡作品読もうっと。2024/04/09

カブ

39
「傍聞き」で母娘に出会う。優秀な刑事の啓子、その娘・菜月のコンビで事件を解決していく。そんなに都合よく事件が起こる訳ないと思うが、読んでいて痛快で応援したくなる。続編にも期待!2024/01/01

ミツツ

31
「傍聞き」母娘の短編集。刑事の母と中学生の娘が遭遇する事件の数々は深読みしないと「はて?」となるものもあって大変面白い。なかでも「無色のサファイア」がいちばん好きかな。宮部みゆきさんばりの中学生とは思えない娘は、新聞記者志望である。ゆくゆくはおかーちゃん刑事とタッグを組むお話しが出来ると嬉しい。2023/07/08

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