出版社内容情報
鉄道模型「SLやまぐち号」を販売していた男が殺害された。捜査を始めた十津川警部は鉄道マニアの犯行であると判断し、「SLやまぐち号」最後の運行に犯人が現れるとして山口県に向かった。だが、犯人と思われる人間の姿はなく、新たに女性の他殺体が発見される。被害者のバッグには「SLやまぐち号」の模型が入っており、その後、鎌倉、京都で相次いだ殺人の現場からも模型が……殺人犯からの挑戦状なのか！？
内容説明
鉄道模型「ＳＬやまぐち号」を販売していた男が殺害された。捜査を始めた十津川警部は鉄道マニアの犯行と判断し、「ＳＬやまぐち号」最後の運行地に容疑者が現れるのではないかと山口に向かった。だが容疑者は現れず、新たに女性の他殺体が発見された。被害者のバッグには「ＳＬやまぐち号」の模型が入っており、その後、鎌倉・京都と相次いで発生した殺人事件の現場からも同じように「ＳＬやまぐち号」の模型が見つかる。これらは、殺人犯からの挑戦状なのか…！？
著者等紹介
西村京太郎［ニシムラキョウタロウ］
１９３０年東京生まれ。６２年、双葉新人賞に『病める心』で入選。６５年、『天使の傷痕』で第１１回江戸川乱歩賞を受賞。７８年、十津川警部を主人公にした鉄道ミステリーを刊行。折からの鉄道ブームとも相まって空前のトラベルミステリー・ブームを作り出した。８１年には『終着駅殺人事件』で第３４回日本推理作家協会賞に輝く。２００４年、第８回日本ミステリー文学大賞を受賞。１０年、第４５回長谷川伸賞、１９年、第４回吉川英治文庫賞を受賞。２２年死去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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