出版社内容情報
メジャーデビューを果たしたロックバンドのボーカリスト・ミツトがマンションのベランダから転落し、この世を去った。バンドの中心的存在を失い、残されたメンバーの日常が一変する。ミツトは何故死んだのか? バンドの存続は? 今後の人生は? 不安と悩みを抱えながら未来を切り拓こうとする若者達の姿を描く青春長編小説。
内容説明
メジャーデビューを果たしたロックバンド「サイナス」。バンドの中心的存在である天才ボーカリスト・ミツトがマンションのベランダから転落し、突然この世を去った。事故か自殺かも判然としないまま、大切な存在を失ったメンバーの日常は一変する。バンドを存続させるのか、解散か。これからどうやって生きればいいのか―。悲しみと不安を抱えながらも未来を切り拓こうとする若者の姿と音楽でつながった仲間の絆を描く、喪失と希望の物語。
著者等紹介
朝倉宏景[アサクラヒロカゲ]
1984年東京都生まれ。東京学芸大学卒業。2012年『白球アフロ』(受賞時タイトル「白球と爆弾」より改題)で第7回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞し、2013年にデビュー。2018年『風が吹いたり、花が散ったり』で第24回島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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