出版社内容情報
四国の辺鄙な里の下肥汲みの家に生まれた美少女・純子は、過酷な家業にもめげずに天真爛漫に育っていた。だが、高度経済成長期の到来で家業は廃れ、さらには里の湧き水が涸れてしまう。皆が生きていくためには水道を引くしかない――純子はそれを実現させるため、高松の御大尽の愛玩となることを決意するのだが……。古きよき日本の原風景が蘇る昭和ノスタルジックファンタジー。
内容説明
四国の辺鄙な里に生まれた純子は、下肥汲みの家業にもめげずおてんばに育っていた。母は井戸に身投げしたのに化けて出る。遊女だった祖母は顔が崩れて里の嫌われ者となる。叔父は糞を詰めた天秤棒を担ぐしか能がない。それでも一家は平和に暮らしていた。だが、時代は高度経済成長期。バキュームカーの導入で家業は廃れ、さらには里の水源が涸れてしまい、暮らしはドン底。皆が生きていくためには水道を引くしかない―純子はそれを実現させるため、政治家の愛玩となることを決意するが…。古きよき日本の原風景が蘇る昭和ノスタルジックファンタジー。
著者等紹介
赤松利市[アカマツリイチ]
1956年香川県生まれ。2018年「藻屑蟹」で第1回大藪春彦新人賞を受賞しデビュー。20年『犬』で第22回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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