双葉文庫<br> 黒野葉月は鳥籠で眠らない

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双葉文庫
黒野葉月は鳥籠で眠らない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575525854
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

教え子の女子高生への淫行容疑で家庭教師の男が逮捕された。その弁護人になった木村龍一は、非協力的な被疑者に戸惑うばかり。だが、不起訴を望む被害者の黒野葉月が木村のもとを訪れ、法に則った驚くべき切り札で事件をひっくり返してしまう(表題作より)。新米弁護士の木村が先輩の高塚と共に難儀な依頼を解決。鮮やかなどんでん返しと感動の結末が待ち受ける連作短篇「木村&高塚弁護士」シリーズ第一弾が新装版で登場!

【著者プロフィール】
1980年生まれ、ロンドン出身。早稲田大学法科大学院卒。元弁護士。
2012年『霊感検定』で第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞し、2013年にデビュー。15年『記憶屋』が第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞し、後に映画化される。21年『花束は毒』が第5回未来屋小説大賞を受賞。
その他の著書に『響野怪談』『花村遠野の恋と故意』『夏に祈りを ただし、無音に限り』『朝焼けにファンファーレ』『幻視者の曇り空』などがある。

内容説明

教え子の女子高生への淫行容疑で家庭教師の男が逮捕された。その弁護人になった木村龍一は、非協力的な被疑者に戸惑うばかり。だが、不起訴を望む被害者の黒野葉月が木村のもとを訪れ、法に則った驚くべき切り札で事件をひっくり返してしまう(表題作より)。新米弁護士の木村が先輩の高塚と共に難儀な依頼を解決。鮮やかなどんでん返しと感動の結末が待ち受ける連作短篇「木村&高塚弁護士」シリーズ第一弾が新装版で登場!

著者等紹介

織守きょうや[オリガミキョウヤ]
1980年、イギリス・ロンドン生まれ。早稲田大学法科大学院卒。元弁護士。2013年、第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞した『霊感検定』でデビュー。15年『記憶屋』が第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞し、映画化される。21年『花束は毒』が第5回未来屋小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

100
新人弁護士が依頼人の相談を受けながら最後はどんでん返しの結末に行き着くというリーガルミステリ。4つの短編集。一見、難しくも思えない事件がとんでもない裏があったという面白さは著者が法律を知っているからこその作品。法律を知っているとこんな穴をくぐる事ができるんだと新鮮な驚き。家庭教師が女子高生に猥褻な行為をしたことで逮捕される。2人が合意の元で行為に及んだとしても未成年者であれば淫行とみなされる。さて、この事件どう片が付く?どの作品もそれぞれ違う読後感を味わえて面白い。ハマりそうな予感、シリーズ続編を読もう。2023/01/13

ma-bo

85
新米弁護士の木村が、ベテラン高塚のアドバイスを受けながら解決していく連作短篇集。法廷ものといえ、裁判や判決弁護ではなく、児童福祉法、住居侵入、親権、遺産相続等で、近しい存在が相手側。依頼人に秘めた思いや秘密があって、法律では測りきれない倫理観を問われているような気がした。「覚えておけばいいよ。絶対欲しいものが決まっている人が、どれだけ強くて、どれだけ怖いものかを」2022/11/30

yukaring

73
ビターで危うい感じがクセになりそうなリーガル・ミステリ。新米弁護士の木村が依頼人に翻弄されながら先輩の高塚と共に依頼を解決していく連作短編。息子の心臓手術の費用のため父親の家で盗みを働こうとした元弁護士志望の石田の真意は・・「石田克志は暁に怯えない」。妻の浮気で離婚したい男性が娘の親権を望む「三橋春人は花束を捨てない」など最後に真相がわかった時に世界はグラリと見え方を変えてしまう。『覚えておけばいいよ。絶対に欲しいものが決まっている人間がどれだけ強くてどれだけ怖いかを』高塚の言葉の真理が重くのしかかる物語2022/12/11

★Masako★

71
★★★✰︎☆ 木村&高塚弁護士シリーズ一作目♪ 新米弁護士の木村が先輩弁護士の高塚に協力してもらいながら、一癖ある依頼人たちの依頼を解決していく連作短篇集。児童福祉法違反、住居侵入、親権、遺産相続。そういう法律もあるのかと勉強にもなったし、どの話も意外な真相と依頼人たちの「覚悟」に驚く。正義感が強く情に流されやすい木村と優秀で冷静な判断が出来る高塚のコンビが中々いい。2人共まだしっかりキャラ立ちしていない気がするが、次作は長編、その辺りも楽しみにしながら読んでみたい。2022/09/23

42
依頼者に寄り添いたい新人弁護士木村。あくまでも「弁護士」としての領分を守り成績トップにいる高塚。2人のやり取りが面白い。 短編4篇は弁護士目線を通さなければ、恋愛モノで充分成立するし、ミステリーに仕上げてもアリだと思うけど、むしろリーガルでラブでミステリーが引き込まれました。 2024/05/12

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