出版社内容情報
TVアニメ「ルパン三世PART6」でも脚本を執筆している2022年に90歳を迎える作家・脚本家の辻真先が、1980年に双葉社から出版した幻のオリジナル「ルパン三世」小説の復刻。作者らしい遊び心あふれた長編ミステリーに仕上がっており、カバーイラストや作中のイラストを原作者のモンキー・パンチが描いているのも魅力の一つです。
内容説明
「おれ、ルパン。すこぶる出来のいい泥棒でね。ついぞ警察につかまったことがない」そんなルパンに挑戦状をたたきつけたのが、暗黒街の魔術師といわれる白乾児だ。彼の秘密のメモを入手した峰不二子。ルパンを倒せばそれを返すと、白乾児をけしかけたのだ。ルパンは白乾児式火炎放射器の攻撃を、はたして切り抜けられるのか(第1話「ルパン死すべし」より)。他に「サスペンス・ゾーン」「魔女戦線」「集まれ奇人ども」「『ルパン伝』猛撮影中」を収録。2015年、モンキー・パンチ×おおすみ正秋×辻真先の“『ルパン三世』特別鼎談”を初収録。
著者等紹介
辻真先[ツジマサキ]
1932年、愛知県生まれ。名古屋大学文学部卒業。NHKでTVドラマの演出に携わる。独立後、TVアニメの脚本の多数手掛けるほか、マンガの原作も多く書く。その後、本格的なミステリ、旅行エッセイなどを書くなど、その執筆範囲は多岐にわたる。「スーパー&ポテト」、「トラベルライター・瓜生慎」「迷犬ルパン」など多くの人気シリーズがある。1982年、『アリスの国の殺人』で第35回日本推理作家協会賞受賞。2004年、第39回長谷川伸賞受賞。2008年、第13回アニメーション神戸賞特別賞、第11回文化庁メディア芸術祭功労省、第61回中日文化賞受賞。2009年、『完全恋愛』で第9回本格ミステリ大賞小説部門受賞。2019年、第23回日本ミステリー文学大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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