双葉文庫<br> ケータイをヤバい男に拾われて

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双葉文庫
ケータイをヤバい男に拾われて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575525533
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

“むかーしむかし、ケータイにロックをかけない時代がありました……”。写真撮れる、録音できる、メール、おさいふケータイ付き――とガラケーに現在と共通の便利機能があらかた備わった2000年代後半。なのに危機意識はまだ低く、今思えば大変に危険な状態でありました。そして、ここに考え得る限り最悪な事態に陥った一人の女性が……。新宿のデパートの企画開発部で活躍する野本尚美は、ある日公園のベンチにケータイを置き忘れた。気づいて戻ったときにはもうなかった……。まずい。ケータイには不倫相手の上司との赤裸々なメール、頼まれて渋々撮った裸の写真が保存されている。いい人に拾われていることを願うしかなかったが、さにあらず。拾い主は、ストーカー行為で会社をクビになってホームレス状態のやぶれかぶれ男! 妙に悪知恵が働く男に様々な個人情報を知られてしまい、どんどん接近されて……自分だったら、と震えざるを得ない「日常の恐怖」がここに! 『かげろう日記』で再発見された“吉村ホラーサスペンス”の真骨頂! これは、令和に生きるあなたも読んでおくべき一冊です。(ハルキ文庫『ケータイ紛失!』を改題)

内容説明

デパートに勤める野本尚美は美人で仕事ができ、まさに順風満帆だった。お天気の昼休み、新宿の公園にケータイを置き忘れるまでは。持ち去ったのはストーカー行為で会社をクビになって失踪中の中年ホームレス。頭は切れるがモラルに欠ける男はケータイを覗き見て狂喜した―そこには尚美の絶対に人に知られてはいけない秘密が保存されていた。不倫中の上司との裸の写真や淫らなメールの数々が。興奮したストーカー男はフルに悪知恵を働かせて生身の尚美に接近する!必死の攻防、裏切り、直接対決…リアルな恐怖に震える、不朽の一気読みサスペンス!

著者等紹介

吉村達也[ヨシムラタツヤ]
1952年生まれ。一橋大学卒業後、ニッポン放送、扶桑社編集長を経て、90年より専業作家。朝比奈耕作、氷室想介、志垣警部などの人気ミステリーシリーズ並びに『ゼームス坂から幽霊坂』などホラー作品に多くのファンを持つ。『なぜ紫の夜明けに』をはじめ心理サスペンスにも定評がある。2012年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆのん

58
個人情報満載の携帯。本書が書かれた頃はガラケー主流という時代。物語は美人で独身で仕事も出来る女性が携帯を落とす所から始まる。この携帯、ヤバいメールや写真、音声が入っているから大変。しかも、拾ったのは過去にストーカー行為で会社を追われ、家族にも去られ、借金取りから逃げホームレスになった男というのだから本当にヤバい。吉村達也作品は悪が勝ってしまう作品もあるのでドキドキしながら読んだ。最低男が2人も出てくるこの作品。吉村達也らしくて満足。2022/07/16

じーつー

9
タイトルから想定されるストーリー、『スマホを落としただけなのに』と一緒やん。 読み始めて設定も同じ感じやん。 と思ったけど、こっちはなんとスマホじゃなくてガラケーだった。 2008年の刊行。 そう考えるとすごいな。 当然スマホに比べたらガラケーの方が含まれている情報量は少ないとは言え、それでも落としたら本当に恐怖と言うか悲惨だ。 スマホって確かちょうど2008年くらいに出始めてた気がする。 当時は持ってる人も周りに全然いなかったけど。 『スマホを~』みたいなメディア展開とか無かったのは時の運なのか。2022/04/22

こばゆみ

7
2008年に刊行された「ケータイ紛失!」を改題・再編集したもの、てことで、ガラケー全盛期の用語がひたすら懐かしかった。ただ紛失した時の大変さはスマホと変わらないと思うけれど、ガラケーを持ったことない世代にはピンと来ない描写も多いだろうな〜と感じた(^_^;)。2022/05/27

みさきち

5
登場人物、全員に共感出来なかったな。まだガラケー時代?の話だったのが懐かしさを感じた…尚美も部長も危機管理能力が低過ぎ(´・ω・`)自分もセキュリティや個人情報等しっかり守ろうと思わされる2024/02/10

ま。

5
携帯にロックをかけてない主人公が今の視点から見たら違和感でしたが、時代がガラケーの物語。ガラケー時代に自分もロックなんてしてなかったと思うと、よー落とさずに過ごせたなぁとしみじみ。2022/06/07

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