出版社内容情報
若き女医・識名愛衣は不思議な出会いに導かれ、人智を超える事件と難病に挑む。眠りから覚めない四人の患者、猟奇的連続殺人、魂の救済〈マグイグミ〉――すべては?がり、世界は一変する。予測不可能な超大作ミステリー、2020年の本屋大賞ノミネート作が待望の文庫化!
内容説明
眠りから醒めない謎の病気“特発性嗜眠症候群”通称イレスという難病の患者を3人も同時に担当することになった神経内科医の識名愛衣。治療法に悩んでいたのだが、沖縄の霊能力者・ユタである祖母の助言により、魂の救済“マブイグミ”をすれば患者を目覚めさせられると知る。愛衣は祖母から受け継いだユタの力を使って患者の“夢幻の世界”に飛び込み、魂の分身“うさぎ猫のククル”と一緒にマブイグミに挑む―。本屋大賞にノミネートされた超大作ミステリー、待望の文庫化!
著者等紹介
知念実希人[チネンミキト]
1978年生まれ。東京慈恵会医科大学卒業、内科医。2011年、福山ミステリー文学新人賞を『誰がための刃 レゾンデートル』(『レゾンデートル』と改題し文庫化)で受賞し、デビュー。主に医療ミステリーを手がけ、「天久鷹央の推理カルテ」シリーズが評判を呼び、15年に『仮面病棟』が啓文堂文庫大賞を受賞し、ベストセラーに。18年『崩れる脳を抱きしめて』、19年『ひとつむぎの手』、20年『ムゲンのi』で3年連続本屋大賞ノミネート。『ムゲンのi』は第6回沖縄書店大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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坂城 弥生