出版社内容情報
やおよろずの前で、5メートルくらいありそうな弱った竜を発見した芽衣。因幡いわく、田沢湖に棲む八郎太郎という竜神だという。芽衣は竜を草の縁へ連れて行き、一番大きな風呂の温泉を飲ませた。因幡によると、八郎は元は人間だったという。八郎の願いをかなえるため、芽衣は天とともに秩父神社に向かうが…。大人気シリーズ第10弾!
内容説明
やおよろずの前で、全長5メートルはありそうな弱った竜を発見した芽衣。因幡いわく、田沢湖に棲む八郎太郎という竜神だという。芽衣は竜を草の縁へ連れて行き、一番大きな風呂の温泉を飲ませた。因幡によると、八郎太郎は元は人間だったという。愛しい人を救いたいという八郎太郎の願いを叶えるため、芽衣は天とともに秩父神社に向かう…。大人気シリーズ第10弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirune
44
芽衣は人間社会に戻る気はなく天と共に生きていく決意をしてるんだからあやかしになっても構わないんじゃないか?とずっと思っていたんだけど、手の傷は穢れだからまずかったんですね。天照大神様の依頼や知り合ったあやかしの問題を親身になって解決に奔走する芽衣と天、夫婦でやる神様の御用人みたいです。狐姿の天に跨って新幹線真っ青の高速で日本中を駆け巡る😅もうやおよろずの経営が副業みたい☆2022/09/24
うまる
40
シリーズ10冊目。竜のエピソードが面白かったし、先が見えなかった芽衣の話が進んで良かったです。因幡が博識キャラに落ち着いた事で、各キャラの立ち位置が安定して、話に没入しやすくなったと思います。まぁ黒塚さんだけは怪しい動きをしているけども。 猩猩が人物紹介に出てくるの初だよね。思ったより猿で笑ってしまいました。そういえば、狐は化けるし、ウサギはしゃべるのに、猩猩は「キッ!」しか言わない(笑2022/08/12
ひさか
30
2021年9月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ10作目。伝説の竜の罪と罰、穢を請け負う者、の2つの連作。芽衣の傷の謎が明らかになったのが良かった。目次の書体は識字障害になったのかと思うほどわかりにくい(識字障害があるかも)。出版社の意向なのか不明だが、デザインから離れた、ただの無知からくる差別、嫌がらせだと思います。改版を望みます。2022/03/09
葵@晴読雨読
25
面白かった〜!芽衣の傷、治って良かった。2021/09/24
おれんじぺこ♪(16年生)
23
シリーズも10冊目。これで一段落かなぁ…と思いきやまだ続くのか(笑)天照大御神さまからの力を鈴に授かった芽衣ちゃん、これからどうなることやら2022/12/13