双葉文庫<br> 蔦重の教え

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双葉文庫
蔦重の教え

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  • サイズ 文庫判/ページ数 376p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575524550
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

55歳、仕事で大ポカをして依願退職を強要された人生がけっぷちの広告代理店営業マン、武村竹男(タケ)はお稲荷さんの怒りを買い、1780年代の吉原にタイムスリップしてしまった! しかも自分を揺さぶり起こしたのは吉原のガイドブックで当てている出版界の風雲児、蔦屋重三郎(蔦重)だった! なぜか20代の体に戻ったタケは蔦重のもとで働くことに。そこには後に世界で知られる浮世絵師、喜多川歌麿の若き姿があり、タケは葛飾北斎らとも交流し、蔦重に叱咤されながら、ものづくり、商売、ひいては人生の極意を学んでいく。タケはこのまま江戸の住人となるのか!? ユーモア満点の実用エンタテインメント小説!

内容説明

退職を迫られた55歳の崖っぷちサラリーマン・武村竹男(タケ)が、お稲荷さんの怒りに触れて江戸時代にタイムスリップ。なぜか20代に若返っているタケを拾ってくれたのは、稀代の出版プロデューサー「蔦重」こと蔦屋重三郎だった!タケは、無名時代の喜多川歌麿らを同僚として見も知らぬ江戸の社会で懸命に働く。蔦重の叱咤激励は口は悪くとも人間の本質をついていて思わずメモを取りたくなるものばかり。「俺は、人生ってのは知恵比べだと思ってんだ」―蔦重の言葉がタケを成長させる。感動の面白さをお届けする、実用エンタメ小説!

著者等紹介

車浮代[クルマウキヨ]
時代小説家、江戸料理・文化研究家。セイコーエプソンのグラフィックデザイナーを経て、故・新藤兼人監督に師事しシナリオを学ぶ。国際浮世絵学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

122
最高トリップの一冊。どうしておじさんが主人公だと倍面白みが増すのかしら。退職か否かショック状態のタケさん55歳が突然タイムスリップしたのは江戸時代の名プロデューサー蔦重のもと。右も左もわからないお江戸で、蔦重、そしてまだ無名の喜多川歌麿らとの日々は自分も江戸時代にいるかのような感覚にさせられ、時代のズレ、おじさん特有の笑いはもちろん、何度もハッとグッとくるシーンの連続で読み終えるのに淋しさを感じるほど。そして何より人間味を感じられる蔦重を味わえたのが良かった。笑いからホロリ、感動の渦への最高トリップ物語。2024/05/11

タイ子

80
55歳の後がない男・武村竹男(タケさん)がある夜、突如江戸時代にタイムスリップ。気付けばそこにはかの蔦屋重三郎がいた。事情を知った蔦重は面倒を見る男を紹介、それが喜多川歌麿。まだ無名だった歌麿に後世に超有名になるとは絶対言うなと蔦重に口止めされたタケさん。そこには彼らしい言葉が。江戸の町並み、吉原、戯作、浮世絵などタケさんの新鮮な目線で語られ読む方も知識が増える。そして、何と言っても蔦重の一言一言が格言のように染み入ってくる。終盤の展開が予想外ですごくいい。蔦重の凄さを笑いと涙の中で改めて知った作品。2024/05/06

ぶち

76
読友さんのレビューを拝見して読みたくなった本です。 人生崖っぷちの武村竹男(タケ)はお稲荷さんの怒りを買い、江戸時代の吉原にタイムスリッ!タケを拾ってくれたのは、黄表紙などの本の出版でヒットを飛ばし続けた"蔦重"こと蔦屋重三郎。この設定がめっちゃくちゃ面白いです。右も左も分からないまま江戸の風物に右往左往するタケの戸惑い。 蔦重が説く"人の心を掴む方法、"ヒット作の極意"、"版画の製造法"…。そして、歌麿、写楽、北斎らの絵師との出会い。楽しく読めて、知識が深まる江戸文化、浮世絵文化の玉手箱のよな小説です。2024/07/07

たか

57
読友さんのレビューを見て読みたくなった本。人生崖っぷちのタケはお稲荷さんの怒りを買い、なんと江戸時代の吉原にタイムスリップしてしまう!タケを拾ってくれたのは、今年の大河ドラマの主役『蔦重』こと蔦屋重三郎。まずこの設定が面白い!江戸の風物に右往左往するタケの戸惑い。歌麿、北斎との出会い。そして数々の『蔦重の教え』。これは江戸時代の啓発本と言えるだろう。楽しく読めて、江戸文化の知識も深まる。タケと同じ世代の自分にとっては『蔦重の教え』は大いに為になった。B評価2025/02/02

ケイト

53
早期退職を言い渡された武村竹男(タケ)55歳。なんとお稲荷さんの怒りを買いタイムスリップしてしまう。そこで蔦屋重三郎に拾われ、ピチピチの20代に戻ってしょうがなく生き直すことに。無名だった喜多川歌麿、謎の絵師・写楽の正体、名プロデューサー蔦重の人を生かし時代の潮流に乗ろうする強かさ、その生きざまを目の当たりするタケ。【蔦重の教え】に励まされ次第に心酔していく。江戸文化が花開いた影には色々な人の人生が渦巻いていた。人生の師匠に出会ったタケ『あがり』に向かって突き進めー!2024/05/19

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