出版社内容情報
錦糸町のシティホテルのラウンジで、半グレ集団「ボストーク」の幹部が刃物で襲われる事件が起きた。捜査が遅々として進まない中、千葉県警に着任していた警察官僚の水野乃亜は、警視庁への転任と当事件の捜査本部着任を命じられる。だが、その人事には別の使命が隠されていた。書き下ろしシリーズ第2弾。
内容説明
外国人労働者の受け入れ拡大にともない、犯罪件数が増加の一途を辿る日本。そんな中、半グレ集団「ボストーク」と上海マフィア「七合会」の抗争が勃発した。事件発生から半年、一向に進展をみない捜査に、ある特命を帯びた警察庁キャリア・水野乃亜が管理官として現場に投入される。しかし着任早々、捜査本部がある本所警察署内で前代未聞の事件が発生する。捜査本部内に生じた軋轢、そして疑心暗鬼―。マフィアと通じている裏切り者“モール”を巡って、キャリア、ノンキャリアの刑事達の思惑が交錯する!怒涛のノンストップ警察小説、第2弾。
著者等紹介
初瀬礼[ハツセレイ]
1966年、長野県生まれ。上智大学ロシア語学科卒。テレビ局勤務の傍ら、2013年に『血讐』で第1回日本エンタメ小説大賞優秀賞を受賞し作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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み
20
前作から2年後の設定。今作でも乃亜さんは、キャリアらしからぬ無茶を。楽しみました♪次作は、いつかなぁ。2021/03/13
fuku3
10
2021年1月24日読了。水野乃亜シリーズ第ニ弾。半グレ集団と上海ヤクザの抗争が激化し錦糸町のホテルで一般人を巻き込む事件が起きた!警察庁はキャリアの水野警視を千葉県警から本所警察署の捜査本部の管理官に据えた!水野は上層部より事件解決の他に密命を受けていた!各国からの労働者の受け入れに伴い外国人の犯罪が増加。その対策として警察庁は各国より元捜査経験者の外国人捜査官を通訳という名目で警視庁に配した!その地ならしと云うやく目を背負う乃亜で有った!又、警察内にいる内通者(モール)を探し出す事も加わった‼︎2021/01/24
オオイ
4
前作よりは読める、次もありそうだが。2023/05/03
おしょも
3
キャリアらしからぬノアがカッコいい。次作が楽しみ。2021/10/16
chikap610
2
読みました❗️ エンタメね、エンタメ❗️ 次までしか出てないけど、長く続いて欲しいね❗️2023/09/14
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