双葉文庫<br> 猟奇と妖美の江戸川乱歩―文豪怪奇コレクション

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双葉文庫
猟奇と妖美の江戸川乱歩―文豪怪奇コレクション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575524291
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

日本人に最も親しまれてきた作家の一人である江戸川乱歩は、ミステリーや少年向け読物のみならず、怪談文芸の名手でもあった。蜃気楼幻想と人形からくり芝居が妖しく交錯する不朽の名作「押絵と旅する男」、斬新な着想が光る「鏡地獄」や「人間椅子」、この世ならぬ快楽の世界へと誘う「人でなしの恋」や「目羅博士」など、残虐への郷愁に満ちた闇黒耽美な禁断の名作を総てこの一冊に凝縮。巻末に「夏の夜ばなし──幽霊を語る座談会」を文庫初収録!

内容説明

日本人に最も親しまれてきた作家の一人である江戸川乱歩は、ミステリーや少年向け読物のみならず、怪談文芸の名手でもあった。蜃気楼幻想と人形からくり芝居が妖しく交錯する不朽の名作「押絵と旅する男」、斬新な着想が光る「鏡地獄」や「人間椅子」、この世ならぬ快楽の世界へと誘う「人でなしの恋」や「目羅博士」など、残虐への郷愁に満ちた闇黒耽美な禁断の名作を総てこの一冊に凝縮。巻末に「夏の夜ばなし―幽霊を語る座談会」を文庫初収録!

著者等紹介

江戸川乱歩[エドガワランポ]
1894~1965年。三重県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1923年「二銭銅貨」(「新青年」所収)でデビュー。初期は本格探偵小説を書いていたが、エロ・グロ・サディズムなどの描写の多い小説を書くことによりさらに大衆を惹きつけた。47年探偵作家クラブ初代会長就任。探偵小説「宝石」の編集など、新人育成にも尽力した

東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。82年から「幻想文学」、2004年からは「幽」の編集長を歴任。11年『遠野物語と怪談の時代』で日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさ

27
文豪怪奇コレクションの4冊目は乱歩(シリーズとしては第2作)。他の3作より現実に目の前で起こっているかのような印象です。後半に収められている『蟲』『芋虫』そして『防空壕』は特にその思いを強くした。猟奇であり悪い夢を見ているかのよう。でも魅せられてしまう妖しくも美しくもある世界なのだなぁ。最後に収録の「幽霊を語る座談会」がこれまたおもしろく読みました。2021/11/23

翡翠

17
何十年めかの再読もあり、初読もあったが、これぞ乱歩!のたうち回りながら凄みを増していく、人の生き様が恐ろしくもあり、また感動を引き起こすという不思議。他の作品も再読しよ!と誓う今宵。2022/02/19

翠埜もぐら

16
江戸川乱歩の推理小説はいかにも古色騒然とし過ぎていてあまり好きではないのですが、「エログロ」は大好物。と言っても戦前から戦後すぐにかけての「エログロ」は、現代の「エログロ」がハバネロなら鷹の爪程でしょうか。そして今回初めて最近評判の「押絵と旅する男」を読了。なんかかわいらしいファンタジーでした。私としてはあまり緊張がが感じられなかったのだけれど。ところで「踊る一寸法師」はエドガー・アラン・ポーの「跳び蛙」が元ネタなのかな?2024/07/19

12
未読は「防空壕」と対談だけでしたが、既読も何度読んでも面白いなとつくづく思いました。「白昼夢」「押絵と旅する男」「人間椅子」はずっと好き。「防空壕」、酷いものと美しいものは同時に存在する、という感じ。座談会、「お化けがいるなら見たい」というのが微笑ましかったです。2021/07/05

だいふく

9
多分、ちゃんと読んだのは初めての江戸川乱歩。 以前から読んでみたかった「押絵と旅する男」が入っていて嬉しかったり、「人間椅子」のラストをやっと知ることができたり、最後の幽霊を語る座談会も興味深かった。「蟲」が凄かった。残虐でもなぜかうっとりしてしまう。まさに暗黒耽美。2021/08/28

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