出版社内容情報
機織り宮女として後宮で働く盲目の氾蓮香（ハンレンカ）。
皇帝に見初められた彼女は皇后教育を受けつつも、「人魚の呪い」による殺人や「梅の木の精」による自殺といった、後宮で起きる不思議な事件を解決していく。
そんな中、双子であった皇帝が、二人で一人の皇帝を演じていたことが公になったため、「皇帝は一人にすべき」という動きが出てきてしまい……。
後宮を蝕む毒に挑む、超絶怒涛の中華後宮ラブ&ミステリー！
内容説明
機織り宮女として後宮で働く盲目の氾蓮香。皇帝に見初められた彼女は皇后教育を受けつつも、「人魚の呪い」による殺人や「梅の木の精」による自殺といった、後宮で起きる不可思議な事件を解決していく。そんな中、双子である耀世と瑛庚が、二人で一人の皇帝を演じていたことが公になったため、「皇帝は一人にすべき」という動きが出てきてしまい…。後宮を蝕む毒と事件に挑む、超絶怒濤の中華後宮ラブ＆ミステリー！
著者等紹介
小早川真寛［コバヤカワマヒロ］
神奈川県出身の兼業作家。『盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ』でデビュー。漫画原作者としても活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっか
66
新刊。蓮香の安楽椅子探偵っぷりが加速！大なり小なりの事件を双子皇帝達も驚きの眼力でバンバン解決し、最後に事件が一本に繋がります（蓮香、機織りせず！笑）。宮女がバタバタ死にます。血生臭いです！笑 にしても！耀世と燿世の誤字数がヤバい！隣の行、下手したら同じ行で字が違う…後宮ミステリ込みだから、耀世の他に燿世という別キャラがいるというトリック？と気が散って仕方なかったw「、」が「。」だったり読点の位置が変だったり、全体的に誤字がちょっと酷いですー。泣 ストーリーや展開は面白いです。凪かすみさんの表紙も美麗！2020/08/24
はつばあば
42
一巻目は出だしと言うことを忘れて愛想のないレビューとなりましたが・・2巻目は面白くなってきました(^^♪。これなら今ある5巻まで読んでみたいかなと。親にも見分けのつかない双子の皇帝が昔の初恋のお相手。でも盲目の娘には見分けがつく。後宮内の怪しげな騒動を解決するのは・・その盲目でありながら帯の織り子。二人に好意を寄せられても慕うは・・ただ一人。皇帝の双子、争わないのがいい(^^♪。2022/03/28
よっち
38
皇帝に見初められた彼女は皇后教育を受けながら、後宮で起きる不思議な事件を解決していく氾蓮香。一方、双子であった皇帝が二人で一人の皇帝を演じていたことが公になったため、「皇帝は一人にすべき」という動きが出てくる第二弾。人魚の呪いによる殺人や梅の木の精による自殺といった事件が立て続けに起きる蓮香の周囲がやたら物騒な感はありますが、まあ普通に考えて双子で皇帝やってた秘密をあっさりバラしちゃうのはまずいですよね…。蓮香もようやく自覚しつつあるようですけど、最後のあれはそういうことなんですかね？真相が気になります。2020/10/19
チロ子
29
1巻で楽しめたので、すぐ2巻を購入しました。安定して同様の面白さだったのですが、 ラストがすっごく中途半端ですごくモヤモヤします(；´Д｀)なんでこんなところで終わってしまうのか💦2020/08/27
よっしー
19
双子の兄弟とは知らなかったから選べない、どちらもを愛したいという蓮香にモヤモヤしたまま前巻を読み終えたのですか、今回を読んでもう少し読んでもいいかなと思いました。盲目…と感じさせる五感を活かした事件解決は相変わらずなのですが、今回は機織りしてるの？と言いたくなるぐらい出番がなかった様に感じました。とりあえず、このまま皇帝達と蓮香がどんな道を進むのか気になったので、読んでみようと思います。2022/07/18
