双葉文庫<br> スイム!スイム!スイム!

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双葉文庫
スイム!スイム!スイム!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 372p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575523645
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

オレはまだやれる。今度は仲間のためにもう一度泳ぐ! ――オレ、西山大輔。競泳自由形で、オリンピック2大会連続で金メダルをとった日本のヒーロー!のはずだった……。若い選手の台頭と、彼らに日本代表を任せたい協会幹部の意向にオレは抗い、次のオリンピックを目指す。ただそれは個人種目ではなく、新設された男女混合メドレーリレーで。現役バリバリのトップスイマーVS老いぼれスイマーや訳ありスイマーの寄せ集め軍団。オリンピックの代表選手を賭けた勝負に勝つのはどっちだ?

内容説明

オリンピックの競泳で金メダルをとったオレ。しかも2大会連続で。そんなオレが体のいい引退勧告を受けた。え、ちょっと待ってよ、まだまだやれるって。だが“あること”が引き金となり、オリンピックへの出場が絶望的となった。自棄を起こしたオレは「新種目の男女混合メドレーリレーで日本代表チームと勝負をしないか」と声をかけられる。え、マジで?1人より4人?個人よりチーム?現役バリバリのトップ選手VS.訳あり選手の寄せ集め。―それでは用意はいいですか?take your marks…。

著者等紹介

五十嵐貴久[イガラシタカヒサ]
1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。2001年『TVJ』で第18回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しぇん

15
二体回連続金メダリストの国民的英雄から転落してしまった主人公の再起の物語。生活が苦しくなろうが、皆にバカにされても諦めない主人公の強さが楽しめました。最後のレースの戦い続けるという想いの熱さが心地よかったです2020/08/08

まつこ

12
ピークを過ぎたと思われる水泳の金メダリストが主人公。最初は嫌な奴だなーと思ったけど、だんだん応援してしまう。ラストの臨場感がすごい!こんなことが本当に起こったら面白い。2021/05/01

文庫本依存Hiro

6
『スイム! スイム! スイム!/五十嵐 貴久』読了。 来るべく次のオリンピックを目指し、人間味あふれるかつての金メダリストが悪戦苦闘、というわかりやすく共感しやすい筋立てがベースにありながら… 実はアスリートだって人間だし決して聖人君主じゃないというリアルを、赤裸々に描き出すスポーツエンタテインメント。 こんな時代だからこそ、逆に、プライドって大事なのかな、と思わせてくれる1冊。2020/11/01

jolly

2
最近感想に否定的なことしか書いてなかったような気がしてきたので、これからは新たな気付き(気付きって言葉は今っぽくてきらい)を書いていこう。で、この本からの気付きは、前から知ってたけどこういう終わらせ方はきらいです。2021/01/25

なんてひだ

2
セブンズで気持ちが盛り上がって新刊で見つけたスイムスイムスイムを直ぐに購入してはや半年ですか。ようやく読み切り、今回は登場人物が多いけど、ほぼ1人語りの、しかも頭叩く奴が1番嫌いなんだよなぁと思っていた、まあそこまで憎めない奴でした。最後までずっとテンションが主人公ので読み切れるので、確かにカーリングでも優秀な選手を集めてもダメな分野で、水泳のリレーも当てはまるかも。レースの場面書かないかもと思っていたが、丁寧に買いてるので、最後結果が出ないのが?でした。というか凄い気になった。

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