出版社内容情報
1、2巻を同時発売! 2015年放送の人気昼ドラマを名脚本家がノベライズ! 軽妙でユーモアとおかしみがあって、どことなく哀しみもある、面白い小説に生まれ変わりました!香織は森山への気持ちとアフリカへの同行の誘いに戸惑い、智恵子は純一に認知症の気配が見え始めているのがつらく、和子は周囲から驚かれるような恋をしたくてもがいている。夫側も含めてみんなして、ものすごく当たると評判の占い師「江ノ島ルビー」に、悩みを打ち明けて観てもらうが……。元気な60代の家族と人生の形をドラマチックに描く、「プラチナ青春」小説!
内容説明
もう若くないのか、まだ若くないのか?伊佐山晃司は、歳が自分の半分ほどの河原美咲から好意を寄せられて満更でもない。「第七感」を持つという妻陣営にはそれを見抜かれているが、妻の香織のほうも森山からのウガンダ行きの誘いに揺れ続ける。一方、速水智恵子は夫・純一の物忘れが激しくなっていて不安が収まらない―。シルバーではなく、錆びないプラチナ。劇的な日々の還暦模様を、ユーモラス&感動的に描く痛快長編中巻。
著者等紹介
清水有生[シミズユウキ]
1954年東京都生まれ。1974年に板橋区役所に入り、福祉事務所でケースワーカーとして10年間勤務した後、1984年に退職。1987年に「正しい御家族」が「第1回TBS新鋭シナリオ賞」を受賞したことをきっかけに脚本家デビュー。以降、多くの脚本を手がける。1998年、「第6回橋田賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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