双葉文庫<br> 犯罪小説家 (新装版)

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双葉文庫
犯罪小説家 (新装版)

  • 雫井 脩介【著】
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  • 双葉社(2020/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 472p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575523072
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

新鋭作家である待居涼司の出世作『凍て鶴』の映画化が決まった。監督・脚本に選ばれた奇才・小野川充は、かつて世間を騒がせた自殺系サイトとその主催者の”伝説の死“に異常なこだわりを見せ、執拗に映画と絡めようとする。はたしてその思惑とは――? 予測不能の恐怖が待ち受ける、雫井サスペンスの真骨頂!

内容説明

新鋭作家、待居涼司の出世作『凍て鶴』の映画化が決まった。監督・脚本に選ばれた奇才・小野川充は、かつて世間を騒がせた自殺系サイトとその主宰者・木ノ瀬蓮美の“伝説の死”に異常なこだわりを見せ、執拗に映画と絡めようとする。一方、小野川に依頼されて蓮美の死の謎に迫り始めたライターの今泉知里は、事件の裏に待居と似た男の存在があると気づき―。予測不能の恐怖が待ち受ける、雫井サスペンスの真骨頂!

著者等紹介

雫井脩介[シズクイシュウスケ]
1968年愛知県生まれ。専修大学文学部卒。2000年、第4回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作『栄光一途』でデビュー。04年に上梓した『犯人に告ぐ』は第7回大藪薮春彦賞を受賞し、ベストセラーとなる。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KG

5
この作家さんの作品は初読み。話を追いながら作風も探っていた。会話を中心に進む序盤に、自分の好みとは違いそうだと思ったのだが、結果的にそれは早計だった。最初に書くとネタバレになると思ってここまで感想を書くのを我慢したが、一言、やられたー。主人公の一人である待居は日本プライム文学賞を受賞した作家。犯罪シーンの臨場感が凄いらしい。その受賞作の映画化監督して近づいてくる小野川。言動の裏に何か狙いがありそう。そして本作のタイトル。これはそういうことでしょと、分かった気分で読み進めた結果、作者の意のままに転がされた。2020/06/27

terukravitz

4
図書館本 ★☆☆☆☆2020/01/14

くろねこ

2
長くかかったー。思ったものと違っていて、ただただ小野川にイライラしただけだったなー。2020/02/15

みっちゃん

1
予想通りの展開になっていくのか、違う展開が待っているのか、待居と小野川の二人のやり取りから、今泉も加わって、緊迫感が段々と盛り上がっていく。途中で飽きる事もなく、一気に読みました。ハンドルネームや、サイトのやり取りに惑わされたり、待居と小野川の本音がどこにあるのか考えたりして読むのが楽しかった。2021/10/22

おとなし

1
☆☆☆2021/02/28

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