出版社内容情報
成屋詩織、十七歳はひと一倍感激屋の女子高生。そんな詩織がデートの最中、強盗事件に巻き込まれ、おさな妻・啓子と赤ん坊の二人を引き取ることになってしまった。ところが、その母子が次々と成屋家から蒸発。しかも啓子は暴力団の娘だったから大騒動!! 長編ユーモア・ミステリー。
内容説明
夢見がちで泣き虫な成屋詩織はひと一倍“センチ”な女子高生。ある日、ボーイフレンドとのデート中に強盗事件に巻き込まれてしまう。身の上話を聞いているうちに、強盗に同情し放っておけなくなった詩織は、彼の妻・啓子と赤ん坊を引き取ることに。しかし啓子は暴力団の娘だったことが判明し、大騒動!長編ユーモア・ミステリー。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。桐朋学園高校卒業。76年「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。以後続々とベストセラーを刊行。ミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説などで幅広く活躍。2005年に第9回日本ミステリー文学大賞、2016年には第50回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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coco夏ko10角
21
なんかいつも以上にハチャメチャとういうかなんでもありだったような。詩織はいい子なんだけどね、巻きこまれる人は大変すぎる(汗2020/11/06
きー
14
娘の本棚にあったので、読んでみました。なんだか、はちゃめちゃだなと言うのが感想です。 何でもありだったなー。 赤川次郎さんの作品久しぶりだったんですが、幼い子向きなのかなー?この作品は。2024/07/23
蕭白
9
コミカルなドタバタ劇でした。2020/02/08
リリパス
4
簡単に書くと、「感激屋で泣き虫なお人よし女子高生ヒロインが、ふとしたきっかけで人助けをしたら、事件に巻き込まれ・・・・」というお話。まあまあ面白かったです。2020/01/26
さしみ
1
ヤクザが関わる事件(殺人事件など)に巻き込まれているにも関わらず、緊張感を感じさせない登場人物が異常で、物語に入り込みづらかった。 詩織と花八木を見て、いい人すぎると損をすると思った。相手の身の上を考えるのは良いが、それを自分に置き換えてしまわないようにしたい。あくまでも他人ということを忘れないように。2020/02/21
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