出版社内容情報
迷路のように石畳の道が広がっている、東京・神楽坂。その街の片隅に、如月由那が勤める、あやかしの学校はあった。学校へと向かう途中、由那は15歳くらいの少年から声をかけられる。聞けば、近くで万引きをしようとしている少女がいるので、止めさせてほしいという。なぜ自分で止めずに、見ず知らずの由那に頼むのか。それは……。人間とあやかし、それぞれの想いが交錯する、不思議だけど、ほんのりあったかくなるストーリー。第二巻。
内容説明
迷路のように石畳の道が広がっている、東京・神楽坂。この街の片隅に、如月由那が勤める、あやかしの学校はあった。学校へと向かう途中、由那は学生服を着た少年から声をかけられる。聞けば、近くで万引きをしようとしている少女がいるので、止めさせてほしいという。なぜ自分で止めずに、見ず知らずの由那に頼むのか。それは少年がすでに事故で他界していたからだった…。人間とあやかし、それぞれの想いが交錯する、不思議だけど、ほんのりあったかストーリー。第二巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
45
朝からハラハラしながらも幸せな気分で一日が過ごせそうな本の内容でした。読み人が1巻より少ないのは残念です。大人にも童話のような世界に浸る時間も必要かと。2020/05/29
Kana
15
由那の先生が板についてきた。由那は子供やあやかし思いで子供やあやかしを助けるために危険を顧みない。はらはらするけど凄いし、こんな先生ばかりだといいのにと思う。秋斗との関係が気になるし、由那の頑張る姿も読みたい。2019/11/16
よっしー
9
相変わらず無茶ばかりの由那ですね。危ないとわかっていながらも、相手の為を思うと自らの身を省みずに飛び込む。見ているとハラハラしますし、何でと問いかけたくもなりますが…そんな風に真っ直ぐだからこそあかやしや幽霊に好かれるのでしょうね。とりあえず、秋斗の気持ちが気になります。続編、出るのかな?2020/07/24
あずとも
6
主人公の危険を顧みないところにはハラハラするけれど、こういう先生がいるといいなって本当に思う。事件は起こるけどほっこり感もあり面白い。恋の進展はあるのかな2019/11/17
ひまわり
4
シリーズ第2弾。ほっこりとしたあやかし話。好きです。2022/02/06