出版社内容情報
日本最古の温泉とも言われる「道後温泉」。温泉旅館『湯築屋』は、そんな歴史ある温泉街の一角にある目立たない宿だが、実は誰も知らない秘密があった。そこを訪れることができるお客様は、神様だけなのだ。女子高生でありながら、湯築屋の若女将を務める湯築九十九は、宿のオーナーであり夫でもある稲荷神のシロ、子狐のコマといった仲間と一緒に、今日も神様のおもてなしに全力投球! 話題沸騰のキャラクター小説、待望の第二弾!
内容説明
日本最古の温泉「道後温泉」。温泉旅館『湯築屋』は、そんな由緒ある温泉街の一角にある目立たない宿だが、実は誰も知らない秘密があった。そこを訪れることができるお客様は、神様だけなのだ。女子高生でありながら、湯築屋の若女将を務める湯築九十九は、宿のオーナーであり夫でもある稲荷神のシロ、子狐のコマといった仲間と一緒に、今日も神様のおもてなしに全力投球!話題沸騰のキャラクター小説、待望の第二弾!
著者等紹介
田井ノエル[タイノエル]
兼業作家。『道後温泉 湯築屋 神様のお宿に恋の風が舞い込みます』で「第6回ネット小説大賞」を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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hirune
44
物語に道後温泉の観光案内が折り込まれているようで、愛媛県のことがちょっとわかりました😄稲荷神のシロが結界で守り、お客は神様のみの旅館で若女将兼巫女兼シロの妻兼女子高生の九十九。妻なのになかなか覚悟が決まらないのね。シロとどうなりたいのか自分でもさっぱりわからないようだから、私だって見当つかないわ😅しかし日本には八百万の神が存在するのに、外国の神まで営業かけて連れてきちゃうって、神様ものでも珍しいかも☆2022/12/27
チロ子
35
神様がお客様の宿「湯築屋」。そこで働く若女将の九十九とオーナー兼旦那である稲荷神のシロ。キャラたちは好きなのだけど、ん~。ミステリー要素は薄いし、バトル要素も呆気なく終わってしまうし物足りなく感じました。言い方変えると、さらっと読みやすく子供向けライトノベル?私には合わなかったです!2020/02/01
葵@晴読雨読
32
登場人物盛りだくさんで楽しかった。京との関係やシロとの関係を再び意識したり。登季子と幸一のなりそめも読めたし。3巻へ続きます!2020/08/02
ありす
30
九十九とシロの関係がなんとも言えず良い。宇迦之御魂神の登場で、九十九が徐々に自分の気持ちに気付いていくのが堪らない。言いたくても言えないその気持ちがキュンとさせられる。若いっていいなぁ笑。九十九の両親の出会いの話も短編だけど良かった。(八雲…泣) あっさりと認めるシロもカッコ良かった。神と巫女の関係から進展する日は来るのかな?【シリーズ2作目】2022/06/16
みかんめろん
29
図書館本。学校のダンスの試験でやたら九十九に対抗意識を燃やす京、その真意は?そしてシロ様への想いにモヤモヤする九十九。九十九も京もちょっと拗ねたりワガママ言ったり高校生らしくてほっこり。隙だらけの九十九をマヌケな狸の魔の手から救ったシロ様お見事。巻末のお母さんの物語も興味深かった。軽やかに楽しめました。星2つ★★2024/04/15