双葉文庫<br> 太秦荘ダイアリー

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双葉文庫
太秦荘ダイアリー

  • 望月 麻衣【著】
  • 価格 ¥652(本体¥593)
  • 双葉社(2018/09発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 241p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575521504
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

懐かしい三羽の小鳥たちへ。約束の時が来ました―‐ある日、京都の高校に通う太秦萌、小野ミサ、松賀咲の3人の元に、一通のハガキが届いた。何かに導かれるように出会った3人は、初対面のはずがどこか懐かしく……過去の記憶が徐々に呼び起こされ、10年前に『太秦荘』で起きた”事件”の秘密に迫る――京都市交通局のキャラクターを望月麻衣が小説化した、キャラクターミステリーの新シリーズ。    

望月麻衣[モチヅキ マイ]
著・文・その他

内容説明

「懐かしい三羽の小鳥たちへ。約束の時が来ました」―ある日、京都市内の別々の高校に通う太秦萌、小野ミサ、松賀咲の3人の元に、一通のハガキが届いた。お互いに見ず知らずのはずの3人だか、何かに導かれるように清水寺で出会う。徐々に過去の記憶が呼び起こされていき、やがて10年前に太秦荘で起きた“事故”の秘密に迫っていく―京都を舞台にしたキャラクターミステリー、新シリーズ!

著者等紹介

望月麻衣[モチズキマイ]
北海道出身。2013年にエブリスタ主催第二回電子書籍大賞でデビュー。2016年『京都寺町三条のホームズ』(双葉文庫)が『京都本大賞』を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カメ吉

96
何か軽い感じで自己紹介的な展開の前半部分。話が進むほどこれはミステリーなんや!って気付かされた。 3人の女子高生の10年前の共通の謎を解き明かす様はかなり本格なミステリーでした。相変わらず望月麻衣さんの作品らしく、全てのキャラがイイ感じでした。今後も楽しみです。しかし萌、咲、ミサが京都市交通局のキャラクターとは知らなかった…。軽いけど楽しめる作品。2018/09/14

へくとぱすかる

90
明日16日が奥付の発行日。夕方、偶然に地下鉄の改札内で大きな2枚貼りポスターを見て、その足で書店へ行き、即日読みました。さすが京都市地下鉄。しっかりコラボしてます。途中の半分ほどまでどんなジャンルの小説なのか見当がつかなかったけれど、ライトな本格ミステリでした。あれ?と思った部分も実は伏線。良作です!萌ちゃんたち地下鉄キャラの続編に大期待です。2018/09/15

とろこ

71
かなり久し振りのラノベ。京都市交通局の公式キャラクターを主人公にした小説、とのこと。元ネタは全く知らないけれど、本作のみでも楽しめた。別々の高校に通う、17歳の3人の少女。ある日、彼女たちの元に、一通のハガキが届く。<懐かしい三羽の小鳥たちへ。約束の時が来ました。祭りに来てください。そこは、石から石へ、想いを繋ぐ地…>。幼い頃の記憶が曖昧な3人。過去に一体何があったのか?謎解き要素もありながら、高校生の気持ちの揺れ動きがいい。太秦荘のこれからも希望に満ちていそうな予感。2018/11/14

たか

64
今年の初読みはライトノベルズから。京都市民ならほとんどの人が知っている京都市営地下鉄の公式キャラクターと『京都寺町三条のホームズ』の望月麻衣とのコラボレーション作品。 『地下鉄に乗るっ』の主要キャラクターである太秦萌、松賀咲、小野ミサの三人の過去の秘密に迫るミステリ仕立てとなっているが、全体的に薄っぺらな感じでライト感は否めない。 蚕ノ社は昔よく遊んだところで、随所に出てくる地元ネタは楽しめた。C評価2019/01/08

佐島楓

64
日本語が流れるような文章ではない。無理にミステリに仕立てる必要性もないのではないか。キャラクターありきの小説のようだが、私には不満が残った。2018/10/04

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