出版社内容情報
飛騨高山の屋台会館で画家の緒方幸太郎が殺害され、彼の描いた「春の高山祭」という大作が盗難にあった。さらに東京で、美術学校の後輩画家の橋本誠も殺害された。捜査を任された十津川警部は岐阜県警と合同捜査に乗り出す。
西村京太郎[ニシムラ キョウタロウ]
著・文・その他
内容説明
飛騨高山の屋台会館で画家の緒方幸太郎が殺害され、彼の描いた「春の高山祭」という大作が盗まれた。さらに東京で、緒方の美術学校の後輩にあたる画家・橋本誠が殺された。捜査を任された十津川警部は岐阜県警と合同捜査に乗り出し、緒方が毎朝、高山駅を訪れていたことをつかむ。さらに、絵画販売に絡む複雑なからくりと、天才画家と呼ばれた人物の存在が明らかになるが…!?
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京生まれ。62年、双葉新人賞に『病める心』で入選。65年、『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞を受賞。78年、十津川警部を主人公にした鉄道ものを刊行。折からの鉄道ブームとも相まって空前のトラベル・ミステリー・ブームを作り出した。81年には『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞に輝く。2004年、第8回ミステリー文学大賞を受賞。10年、第45回長谷川伸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sora
15
突然、犯人が表れて、事件解決という感じ。高山や下呂の街並みが目に浮かぶようでした。それに飛騨古川も。美濃加茂も、あまり知られていない地方都市が出てきて新鮮でした。2018/09/18
ひろっぴー
14
春先に飛騨高山に旅行に行ったので読んでみたが何もかもあっけなく解決してしまいがっかり。表紙の写真の白川郷なんて出て来ないし。東京の警部が高山市の旅館に捜査のために何泊も滞在したり、突っ込みどころ満載。 2019/04/23
ko-sight
1
物足りないところがあったが、オーソドックスなサスペンス。筆者のご冥福をお祈りします。2022/04/17
yasu7777
1
★★☆☆☆2018/08/13
チャンタ
0
なんか消化不良というか唐突な読後印象。他の方も書いているように2時間ドラマには適している物語。高山が良い街だということは伝わってくる。2021/01/22