出版社内容情報
赤字続きだった書店をパティスリー併設のおしゃれな書店へとリニューアルさせた本田安子。イケメンパティシエ洋野創との仲は深まり、経営も少しずつ軌道に乗り始めた。そんなある日、安子の中学校時代の同級生・七尾俊介が店を訪れる。懐かしさに会話も盛り上がり、二人は旧交を温めあう。やがて、俊介は安子に「僕の婚約者になってくれないかな?」と問いかけるのだが――。甘いお菓子と本の知識で、お客様のお悩みをずばっと解決!? 美味しくてタメになる物語、待望の第2弾!
秦本幸弥[ハタモト ユキヤ]
著・文・その他
内容説明
赤字続きだった書店をパティスリー併設のおしゃれな書店へとリニューアルさせた本田安子。ある日、安子の中学校時代の同級生、七尾俊介が店を訪れる。懐かしさに会話も盛り上がり、二人は旧交を温めあう。やがて俊介は安子に「僕の婚約者になってくれないかな?」と問いかけるのだが―。甘いお菓子と本の知識で、お客様の悩みをずばっと解決!?「おもいで味のフランボワーズ」他、「五十年目のウェディングケーキ」など、美味しくてタメになる連作短編集、待望の第二弾!
著者等紹介
秦本幸弥[ハタモトユキヤ]
ITコンサルティング会社経営の兼業作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読書素人本棚
感想・レビュー
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野のこ
56
パティスリー幸福店が軌道に乗り、安子さんだいぶ落ち着いてきて、安心して読めました。どのお話も良かったです。トゥルトーフロマージュ気になりました。検索したらほんと真っ黒!焦げのところ苦くないのかなぁ。真新しい本独特の匂いにも共感。あの匂いって何種類かあるよね。兄さんの呼び方も分かってちょっとスッキリ。毎日ケーキ食べるの羨ましいけど私だったら絶対に太る2020/11/27
佐島楓
51
創の過去が明かされるが、なんだか彼はもう安子ちゃんに懸想しているようだし、こういう言い方はあれだがちょっと節操ないのでは。せめて周到に伏線を張っておけば、エピローグが活きたかなと思う。そろそろ書店部門にもバイトを増やす時期が来たかな。2018/06/14
たるき( ´ ▽ ` )ノ
33
Kindle unlimitedにて。大型チェーン店同士のコラボはよく見るけど、町の本屋さんとケーキ屋さんのコラボっていいね。そこにしかない雰囲気が味わえそうで、うらやましい!2020/12/04
ゆき
32
今回も美味しいケーキに温かい話が盛り沢山でした。フォンダンショコラが食べたい…。 人の悩みに寄り添ってくれるこんなお店があればいいのに。五十年目のウェディングケーキの一番印象的でした。幾つになっても夢をみるのに遅くはないし、二人の夫婦関係がとっても素敵でした。 そして創さんの過去もチラッと明らかに。続きも楽しみです!2018/12/09
み
27
さくさくと♪お客さんの名字の数しばりは何だろ?最後に、(@_@)どう完結するのか?3作目続けて読んじゃお。2020/03/01