出版社内容情報
望月麻衣[モチヅキ マイ]
著・文・その他
内容説明
高校を卒業した葵は、舞事、念願の京都府立大学に合格した。清貴も京大大学院を卒業し、ようやく2人の仲も縮まるかも…と思っていた矢先、なんとオーナーの一言で、社会勉強のため清貴は京都の街の外に修業に行くことになった。最初の修業先は、八幡市にある松花堂美術館。大学が休みの日、葵は同級生の香織と一緒に、こっそり清貴の様子を見に行くが、そこで思わぬ事件が3人を待っていた!?―大ヒット・キャラクター小説、第8弾!
著者等紹介
望月麻衣[モチズキマイ]
北海道出身。2013年にエブリスタ主催第二回電子書籍大賞でデビュー。2016年『京都寺町三条のホームズ』が『京都本大賞』を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
199
新シリーズも出たので、寺町三条ホームズの読書を再開。7巻を読んでから1年あまりが過ぎたが、すんなりと世界に入れた。よく出来たシリーズである。オーナーの無茶で「修行」に出たホームズだが、思ったより楽しそうな日々。葵ちゃんも少しは不安かもしれないが、まぁ安心していいか。読者としては、まだまだシリーズとして読める展開が始まったので、これからも楽しみです。2018/09/27
カメ吉
180
今回も甘過ぎなお話でした!相変わらず大学生と社会人になってもプラトニックなふたりでいい意味でワンパターンな安心感で読めて楽しめました。最後は円上が登場で少しピリッとしたけど…。まぁ、来月には新シリーズも始まるけど、このシリーズは長く続いてほしいです。2017/09/18
hiro
128
葵が大学生になってこのシリーズはどのように変化するかと楽しみに読んだが、ホームズはオーナーの命令で修行の旅に出る。最初の修行の場所は、京阪特急に乗れば三条から25分の樟葉が最寄り駅の松花堂庭園・美術館。これでは遠距離恋愛にならない(笑)。そしてホームズの謎解きの場所も石清水八幡宮と、今回の京都案内は八幡市。その後NYのメトロポリタン美術館でも修行をしたホームズだが、NYでの謎解きがなくて残念だった。今回ももちろん円生が登場するが、二人のライバル関係は続きそうだ。最後の掌編は、香織が意外な方向へ進む予告?2017/11/03
ゆみきーにゃ
121
シリーズ八作目。大学生になった葵、大学院を卒業し社会人になったホームズ。ホームズと上田さんのお話に感動。マリア像の血の涙、奇跡なんだろうけど想像すると怖い。中弛みもせずグイグイ読ませる望月さんはやっぱりすごい!!2021/11/08
yu
116
Kindleにて読了。シリーズ8冊目。ホームズさんが、大学院卒業後に、色々なところへ修行に行く今回。彼女バカに拍車がかかってる(笑)。2019/12/14