出版社内容情報
館 淳一[タテ ジュンイチ]
著・文・その他
内容説明
大学生の鵜沼暁彦は急逝した大山教授の邸宅で蔵書整理中に隠し部屋を発見。遺されていたパソコンには淫猥な動画が保存されており、長手袋にストッキングだけの姿で鞭打たれる姉ナツミとセーラー服で嬲られる妹フユカに暁彦は激しく昂奮する。翌年、社会人となった暁彦は美人上司氷見玲子の指示でとある場所に向かうも、なんとそこはSMホテル。戸惑う暁彦にオーナーのヘルガは“試験”を課す。性愛の巨匠、驚愕の問題作!
著者等紹介
館淳一[タテジュンイチ]
1943年北海道生まれ。日大芸術学部放送学科卒業。芸能記者、別荘管理人、フリー編集者を経て、1975年『別冊SMファン』にハードバイオレンス小説「凶獣は闇を撃つ」を発表しデビュー。日本推理作家協会、日本文芸家クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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古本虫がさまよう
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(こんな内容)→大学生の鵜沼暁彦は急逝した大山教授の邸宅で蔵書整理中に隠し部屋を発見。遺されていたパソコンには淫猥な動画が保存されており、長手袋にストッキングだけの姿で鞭打たれる姉ナツミとセーラー服で嬲られる妹フユカに暁彦は激しく昂奮する。翌年、社会人となった暁彦は美人上司氷見玲子の指示でとある場所に向かうも、なんとそこはSMホテル……。 下山事件やキャノン機関だの、いささか戦後史の闇的な構図も登場しての被虐的な匂いを漂わせる長編エロス小説といったところ。まずまずでは。2017/11/19