出版社内容情報
両角長彦[モロズミ タケヒコ]
著・文・その他
内容説明
いい儲け話があるから助けてほしい、と電話で懇願された凄腕ギャンブラーの半崎。声の主は裏切り行為の常習犯・千野だ。渋々向かった先はヤクザが主宰する高額賭けポーカーの現場。半崎は、絶対的自信のある持ち手を根拠に千野から金を無心される。負ければ異国に売り飛ばすと脅されている千野は必死だ。誰も千野の言う“いい手”を信じていないが、半崎には勝算があった―千野の手に百万円を上乗せし、命を賭けたゲームに挑む!「この手500万」ほか短編七編とショートショート六編を収録。
著者等紹介
両角長彦[モロズミタケヒコ]
1960年埼玉県生まれ。2009年『ラガド―煉獄の教室』で第13回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トリプルアクセル
6
ギャンブルを題材にした連作短編集。各短編の間にショートショートを挟むという構成。この構成は両角さんの作品には多いが、良いスパイスとなっているように思う。とにかく痛快な娯楽小説で、逆転劇が見事!特にラスト1編は出色の出来だった。2018/05/17
Koji tsk
5
本屋でたまたま見つけて買ってみました。短編6編にショートショート5編で、短編と短編の間にショートショートを挟むという、あまり見たことのない形態でした。物語は題名にもなっている半崎が主人公で、ギャンブルを中心に謎解きがあって面白かったです。ギャンブルがあまり分からない私でも簡単に読めるように工夫してあり、読みやすかったです。それぞれの短編に謎が仕掛けられていて、ギャンブルを進めながらその謎を解いていくという二つのスリルが同時に味わえて、お得に感じました。2016/09/26
アン
3
ギャンブラー半崎の冒険。騙し騙され、友情なんて信じてたらバカを見る。2019/10/15
綺楽院 /kiraku-in
1
面白かったです。短編てのが良かったす。解説も良かった。2016/10/15
ドロンジョ935
1
ギャンブラーの半崎は、才能と経験を浮かして、いけないお金の始末や、はては掛けボクシングの選手までやっちゃう。主人だけど、半崎さんさらっとしてるから、なーんかつるっといなくなっちゃいそう。短編だから、退会すこしずつスリリングで、少しずつ爽快感。2016/10/10