出版社内容情報
吉田安寿[ヨシダ アンジュ]
著・文・その他
内容説明
仕事と男を同時に失った桜木まどかは、失意の中、幼馴染で『キッチン・ミクリヤ』のシェフ・御厨陽一にオムライスをご馳走になる。懐かしいその味に心から癒されたまどかは、そのまま『ミクリヤ』で働くことに!ドSな若き天才シェフやチャラい年下パティシエに囲まれ、まどかは今日も“魔法のように人を幸せにする料理”をお客様に運ぶ!仙台を舞台にした、心もお腹も幸せになる傑作キャラクターノベル!
著者等紹介
吉田安寿[ヨシダアンジュ]
生まれも育ちも山形県。会社員として働く傍ら、2015年1月よりE★エブリスタで執筆活動を開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
60
舞台は仙台。レストランの名前の由来が素敵だった。どこか懐かしいほっこりする洋食屋さんの雰囲気に美味しいお料理と人気にならないはずがない。ここの商店街の人たちイケメンが多くて目の保養になりそう。食通のマサくんは大人気なくてイライラしたけど、チャラいパティシエや店主にベタ惚れのドSシェフと個性派揃いなのは漫画みたいに軽く読めて楽しかったです。またまどかの子どもっぽさに「おやっ?」となったけど、人のこと言えない(笑)甘い香りと豊かなコクフルーティーな酸味グァテマラコーヒー飲んでみたいです。2019/11/30
hirune
42
私も学生時代にレストランでアルバイトしてたのから 皿4枚持ち出来るのよ😄私は右に3枚左に1枚だけどね。最初はまどかが30歳にしては子供っぽ過ぎるし 周りの人間の当たりが冷たいなぁと思ったんだけど、彼女が成長してきたので、気にならなくなって 楽しく読めました。エビグラタンや和風ハンバーグ 美味しそうです!そしてひょうたん揚げってどんなものか 食べてみたいなぁ☆2018/10/03
りり
41
仙台の下町商店街にある洋食屋さん「キッチン ミクリヤ」が舞台。美味しそうな料理がたくさん出てきて、お腹すいてきます。シェフの陽ちゃんを始め、出てくる男性はイケメンばかり。少女漫画みたいでした。とても読みやすくて、ほっこりします。2017/10/23
よっち
35
仙台の下町商店街「キッチン・ミクリヤ」。契約社員更新と男を同時に失った傷心の桜木まどかが、幼馴染の兄で料理人の御厨陽一にオムライスをご馳走されてお店で働くことになる物語。登場人物の料理人やバリスタはイケメン揃い、主人公のまどかは年齢の割にはあまり深く考えないうっかりさんで若干幼い印象もありましたが、お客さんに提供する昔から守れてきたメニューはとても美味しそうでしたし、料理を出すことに対するお店のこだわりも感じられ、主人公も失敗しながらそれを糧に成長し前向きになってゆく展開はなかなか良かったと思いました。 2016/07/19
吊り太郎
33
初読みの作家さんでした!好き感じの作品で、続編も今日買いました!キッチンミクリヤ、こんなレストランに行きたいですね!出てくる料理が、どれも美味しそうで( ノД`)…洋食屋さんに行きたくなりましたね(笑)料理を元に、ちょっとした謎を解く、ホッコリミステリーで、読みやすい作品でした!!続編も気になりますね!!読むのが楽しみです(о´∀`о)2017/03/25