内容説明
オーナーとして所有するマンションで気ままに暮らす独身中年男性と、そこで管理人を務める美しい母娘との関係を描く「溺婚」。偶然知人の訃報を知り、人知れず通夜に参列した風俗ライターが、その席で意外な人物を目にすることになる「ダンクプレイの夜」など、第一線の人気作家による書き下ろし官能アンソロジー。
著者等紹介
藍川京[アイカワキョウ]
熊本県出身。福岡女子高校卒業後、現代文芸研究所の田端信氏に小説の指導を受ける。1989年、作家デビュー
草凪優[クサナギユウ]
1967年東京生まれ。日本大学芸術学部中退。シナリオライターを経て、2004年『ふしだら天使』でデビュー。『桃色リクルートガール』が『この文庫がすごい!2005年版』で官能文庫大賞を受賞。『この文庫がすごい!2010年版』では官能文庫大賞と金賞を同時受賞。2014年に「21世紀最強の官能小説大賞」で『どうしようもない恋の唄』が金賞を受賞
館淳一[タテジュンイチ]
1943年北海道生まれ。日大芸術学部放送学科卒業。芸能記者、別荘管理人、フリー編集者を経て、75年「別冊SMファン」にハードバイオレンス小説『凶獣は闇を撃つ』を発表しデビュー
牧村僚[マキムラリョウ]
1956年、東京生まれ。筑波大学卒業後、フォーク歌手を目指したものの失敗。芸能プロダクションに勤務するかたわら音楽系のライターに転身。その後官能小説に関心が高まり、91年『姉と叔母個人授業』でデビュー
睦月影郎[ムツキカゲロウ]
1956年、神奈川県生まれ。県立三崎高校卒業後、看板屋、工員、飲食店勤務などを経て、二十三歳で官能作家デビュー。本名の「奈良谷隆」では戦記やアクション小説を、「ならやたかし」では漫画やイラストも描く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。