内容説明
鴨がネギを背負ってやってきた。86億円もの巨額横領事件を起こし逃走中の犯人を目の前にして悪党たちが色めきたつ。ヤクザ、半グレ、悪徳刑事、殺し屋、悪女、チャイニーズマフィア。壮絶な現金強奪バトルロワイヤルの果てに生き残るのは誰か?東映Vシネマ25周年記念作品『25 NIJYU‐GO』原案。
著者等紹介
ハセベバクシンオー[ハセベバクシンオー]
1969年東京都生まれ。神奈川県川崎市で育つ。獨協大学経済学部卒業。『ビッグボーナス』で第2回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どりぶる
1
程良いボリュームとわかりやくてド派手な展開。一気読みでした。嫌いじゃないです。2016/06/25
ワンモアニードユー
1
ノンストップのバイオレンス小説。出てくる人間すべての命の軽さが、言い知れぬ迫力を生み出しています。短い時間で一気に読めますし、テーマはVシネマ的であるものの、これは映像で見るより活字の疾走感のほうが勝ってる気がします。作者の筆力の勝利。2016/06/21
きくち
1
物語が進みはじめてからは疾走感溢れる展開が続くが、終わりがあっけなすぎる…というか、絶対に続編あるでしょうこれは。視点がころころ変わってそれぞれのメインキャラに同調したり、反感持ったりし始めた頃に切り替わるのも、欲を言えばもう少し何人かに絞って読みたかった。でもVシネ原案ならばこういう感じかなあ、などと。映像で見たい作品。2015/05/01
もりりんの母
1
九十九が事務所のお金に手をつけた。膨らみに膨らんで86億。現ナマ5億をめぐりワルが絡みあう。ヤクザや中国マフィアSATまで乱戦。そして…。 これはやっぱり映像ですね。2014/12/07
京
1
作者の本はビッグボーナス以来。 何年ぶりだ? まぁとにかく、それなりに面白かったです。 終わり方はいまいち好みではありませんが、続編が出たら間違いなく読みます。2014/11/06