内容説明
大学院生の大森直人は、同じ研究室の後輩で性に奔放な佐山利香と付き合っていたが、キャンパス近くの弁当屋で働く人妻杉村裕美を一目見て以来、叶わぬ恋に胸焦がす日々を送っていた。一方、控えめな直人の視線に気付いていた裕美も、満たされぬ夫婦生活に悩み悶々とする毎日。互いに惹かれあう二人の距離は次第に近づいていき…。抑えきれない男女の欲望が迸る長編ふとももエロス。
著者等紹介
牧村僚[マキムラリョウ]
1956年東京生まれ。筑波大学を卒業後、フォーク歌手を目指したものの失敗。芸能プロダクションに勤務するかたわら、音楽系のライターに転身。官能小説家として、91年『姉と叔母 個人授業』(フランス書院)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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