内容説明
一代で財をなした孤独な老富豪、東徳之助の葬儀の席に突如現れた喪服の美女。彼女こそ元・東家の家政婦にして四十六歳年下の妻、小春だった。二人の結婚をまったく知らなかった親族は、小春を遺産目当てと疑い、探偵に身辺調査を依頼する。そこで浮かび上がったのは、純朴な容姿からは想像もつかぬような、淫靡にして奔放なヒミツの素顔だった。オリジナル長編爛熟エロス。
著者等紹介
黒沢美貴[クロサワミキ]
2003年作家デビュー。慶応大学文学部仏文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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